稽古屋音四郎 楽屋ばなし その3 ~「いぬぼうざき」

第三話「いぬぼうざき」のタイトル。
音の外れてるお弟子を叱る言葉、まるで落語みたいなのですが、
これは、本当にこういう言葉で「昔叱られたもんだよ」というお話を、
とある純邦楽界の重鎮の先生から教えてもらったのでした。

落語からちょうだいした言葉。
70頁の、「声を褒めたり、節を褒めたり、姿勢を褒めたり」
これは、特にどの落語ということではありませんが、
稽古事を扱う落語(「稽古屋」とか「あくび指南」とか)の
マクラでよく使われている台詞を、使わせていただきました。
私もヘタレなので、叱られるとすぐへこんじゃいますが、
私のお師匠さまも、とても褒め上手な方で。おかげで続いてます。

音四郎が持ってる張り扇。「講釈師に頼んで手に入れた」となってます。
これは、ちょうどこのお話を書いていた頃、私は神田陽子先生、京子先生
から講談を習っていて、京子先生お手製の張り扇を入手、
「ぱし!」と鳴らしては悦に入っていたのでした。
(講談の方は、今は中断中……自分の声にがっかりすることしばし)

椀久。今だったらどなたで見てみたいですかね
  ……藤十郎さんか、仁左衛門さんか、、おお、どっちもいいな(^_^)v♪

弁良坊難丸さんが「天災」由来なのは前にも書いたとおりですが、
稽古屋が以前常磐津だったというのは、「百川」。
常磐津の師匠、「亀文字」は、第四話で登場します。

寒いので、仕事スペースをこたつに移動。「こまねこ(?)」に守られて。
IMG_20141212_181754.jpgさゆうのめい、じゃなくて、左右の猫、、見えるでしょうか……。
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プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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