稽古屋音四郎 楽屋ばなし その2 ~「ならのかんぬし」

「ならのかんぬし」と聞いて、続きの「するがのかんぬし……」と
つい言ってしまったあなたは、かなりの落語病(?笑)。

「天災」の後半で出てきますね。好きな噺の一つで、
とりわけ橘屋文左衛門さんで聞いたのが良かったなぁ。。。

第二話から登場する準レギュラー、「弁良坊難丸」先生。
「天災」では「紅屋の隠居」として出てくる「心学」の先生を、
私はお武家さまに変えて、手跡指南所(寺子屋)を営む人にしてみました。
(実はこの先生……は第三話「いぬぼうざき」で)

お光さんが好きな料理屋は、当然「百川」。

さて、このお話にゲストで出てくれたお延さんと栄之丞さん。
この二人の腐れ縁については、「お直し」からいただきました。
ちょうど、第一話が無事、掲載にこぎつけて、さあ、第二話はどんな話にしよう、
音四郎さんの過去と関係ある人を出したい、と思っていた頃に、柳家喜多八さんが
独演会でこれをかけてくれたのでした。 
思わず客席で「これだ!!!」とこっそりガッツポーズをしていましたね。。。
「お直し」は遊女と妓夫との噺ですが、こちらは、役者と遊女の話になっております。

若手ばっかりの夏芝居の話は、参考文献にも挙げました、
中村仲蔵(三代)著の「手前味噌」をヒントにさせていただきました。

この話を書いた時、担当編集者さんが、
「お岩稲荷」への参詣におつきあいくださったのが、とても良い思い出です。

IMG_20141130_135342.jpgおこたの縁でツーショット。寒くなりましたね。

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プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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