寧さまの名古屋弁講座その3~なるぅい・どうきゃあも~

ご好評を頂いております(?)、寧さまの名古屋弁講座。
今回は、ちょっぴり、悪口語な感じです、、でも寧さまはあくまでお優しく上品な方ですので、
さほどきつい言葉ではありません(たぶん)。

「太閤の能楽師」124頁。秀吉は、能好きが高じて、とうとう自分を主役にした(!)
新作能まで、金春安照と大村由己に命じて作らせてしまいます。
それを見せられている寧さま、、、いささか退屈なさって、、ちょっぴり欠伸?

「なんか……。なるぅいねぇ」

共通語訳:「なんか……。なんだかねえ(=^_^;=)(^-^;)」

えーすみません、どうやったらこのニュアンスを共通語でお伝えできるのだろう……?
否定すると気の毒だけど、でも正直つまんないのよね、かったるい? 
たぶん、「ぬるい」と語源が同じなのかなと推測していますが。

さらに、126頁。〈柴田〉という新曲。
秀吉が勝家の役をやるのです。。。北の庄での自害のさままで。茶々も見てるんですけど、ここ。

「ここでこの役を、おみゃあさまがやるいうのは、ちょおっと、どうきゃあも」

共通語訳
「ここでこの役を、あなたがやるっていうのは、ちょっと、どうなの(考えた方がいいんじゃない)?」

「ちょおっと、どうきゃあも?」って、私は好きな表現です。
考え直した方が、いいんじゃない? って、相手に促すような、こちらの批判的な気持ちを、
柔らかく、(あ、でも、これを語気荒く言われたら、キツイかも)伝える。
「どうきゃあも?」ってこれ以上言われないように、言動に気をつけたいと思いますσ(^◇^;)

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プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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