文楽 名古屋公演

名古屋ではなかなか見られない、貴重な公演です。

昼 桂川連理柵 ~六角堂の段
         帯屋の段
         道行 朧の桂川
 
夜 二人禿

  義経千本桜 ~すしやの段

いつも思うことですが、文楽って独特の集中感があって良いです。もっと見たいなぁ。大阪圏にいたらきっともっと何度も見ると思うのですが。。。

「帯屋」は、落語の「胴乱の幸助」にも出てきます。十四歳の娘と心中しちゃう三十八歳の男。。どんなんか、って。。運命のいたずらとしか。

「すしや」はねぇ。。。泣ける良い話なんだけどな、途中までは。
どうしてあの「二段オチ」が必要なのかが、現代人にはなかなか理解しがたいんだなぁ。。。でもあれが必然だった時代があった、ということなんでしょう。

伝統芸能って、それ自体を楽しむのに加えて、「それがどうしてその時代にそんなにうけたのか」を考えるというおもしろさもあるので、「古い」「わかりにくい」って簡単に文句付けてやたらと変えれば良いってものでは、ないと思います。
分かりやすく見せるための工夫と努力は、必要なんでしょうけれども。
昔から「良き権力者」は常に芸能の良き理解者、保護者であったのですから。。。。

だいたい、もっと学校で古文と漢文をしっかりやればいいのです。なーんて。ね。

しかし人形の女の手があんなに色っぽいというのは。
ふっとあぶないものを見たような、うふふな気分になります。
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テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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