大なごや落語祭

実は、今回、このイベントのチケットを一枚も買っていません。。。
あら珍しい。。。と言われます。

落語好きもだんだん、スレてきて、欲深くなって(笑)。
顔ぶれは豪華だけど、みんな一席ずつ、
しかも何度も聞いたことのあるネタや、TVでおなじみの人気者ばかり、
なんて落語会はもういいよ、って。

寄席は別ですが、
(寄席は寄席の楽しみがあるんですよね、TVでは滅多に見られないすっごい色物さんとか、
 順番に出てくる時の独特の雰囲気とか)
やっぱり「独演会」か、せいぜい「二人会」がいいと思う。
その人一人の世界に会場中が染まって「わーーーっ!」と持っていかれる感じ。
あるいは、お二人いることでテンションが上がっていく感じ。
そんな時間を味わいたいと思うのです。

名古屋、っていう「地方」にいて、それなりに「落語好き」を自認し始めると、
こんな悪態を吐きたくなります。

こんな欲張りによく応えてくださる興行主さんというのも、おいでになります。
私がいつも必ずチェックするのは「アスターミュージック」さんに加えて、
「せいしょう亭」さん、と「はじめ亭しげた」さん。

せいしょう亭さんは、三人以上落語家さんを呼んでいても、
必ず「一人二席ずつ」を確約してくれるし、顔ぶれも、
落語好きのかゆいところに手が届いてついでに死ぬほどくすぐっちゃうぞ! 
みたいな組み合わせのことが多いです。

しげたさんは、「東京落語のセレクトショップ」だと私は思っています。
「今これが旬!」「これからはこれがいける!」をしっかりおすすめしてくださる感じ。
(あ! そろそろ百栄さんをまたぜひ聞きたいでーす、しげたさん、おねがい(^∧^))

また、コンセプトをはっきり出して上方落語を定期的に呼んでくださっている、
「ことり」さん、の「りらっくご」もありがたいですよね。

四十代女はエンタメに貪欲で、ここ数年落語に来始めた女性に共通する。。。と
どこかで読んだような(談春さんのファンに多い、という噂も)。
確かにそうかも。そういえば、しげたさんもことりさんも、私と同世代です。

せいしょう亭さんは男性ですが。。。ご自分でも落語やっちゃう、
という才人ですからね、あの方は。

そんなこんなことを、あれこれ思っちゃう、師走の名古屋落語事情。。。
エラそうに聞こえたら、ごめんなさい。(o_ _)o。

今夜は、しげたさん主催の「桃月庵白酒独演会」が県芸小ホールであります。
どうやら当日券もあるご様子。
開演が19:30とちょっと遅めなのも、なかなか心憎い設定ですね。
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プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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