鯉昇・扇辰 二人会 ~小今池落語祭

大変良い会でした。。。今週はツイてる。

瀧川 鯉昇 時蕎麦
入船亭扇辰 鰍沢
~仲入り
扇 辰   お血脈
鯉 昇   宿屋の富

私は原則、ネタ出しの会は余り好きではありません
(怪談の大ネタとか、文我さんの会などは別ですが)。
「今日は何だろう?」「おーこうきたか!」を楽しみたい方です。
今日はそれがたっぷり。

え、鯉昇さん時蕎麦なの? と思ったら。
とんでもない、ただの時蕎麦ではありません、さすが、さすが。
全体に渡って緊密な仕掛け。すごい。爆笑です。
屋号はそば処べートーベン。なんで? と思ったら、ちゃあんと理由があるのでした。

そして極めつけは「一つ、二つ、三つ、、、、ここなっつ???!!!」

扇辰さん。夏に聞いた百川がとても楽しかったので、今日は何かなあ。。。

わーーーーきたーーーー! やったーー 鰍沢!!

丁寧で繊細な寒さの描写とともに、こっちも鳥肌の立っちゃうような、わくわく。
サスペンスドラマががっちり展開。でもオチはこれ、ってのが、落語だなあ。

仲入りの間、ずっと談志師匠の出囃子「木賊刈」が流れていました。
主催者の方も、演者さんからも、一言も談志師匠についてのコメントは
ありませんでしたが、かえってお気持ちを感じました。
木賊刈は長唄の中でも渋くて味のある曲。なんだか改めて存在の大きさを痛感。

仲入り後は、すっきりと、でも芝居っ気たっぷりのお血脈。
宿屋の富、鯉昇さんの飄々としてるけど、実はきっちりしたキャラ立てで、楽しく。
ついこっちも年末ジャンボでも買ってみようかなんていう気持ちに。

ああ、良い会でした。
なのに、客席が大入りではなかったのが残念。
「小今池落語祭」いつもすごく良い顔ぶれなのに、なぜかイマイチ入りが良くない。
もったいないですよ~ 名古屋周辺の落語好きのみなさーん!!
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プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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