文楽若手自主公演 素浄瑠璃の会/花習会

レポが間に合ってないのは落語のみならず……。
こんな良い会もあったのです、というのを、2題。

まずは。
本朝廿四孝 十種香より奥庭狐火の段
素浄瑠璃2 素浄瑠璃1
豊竹芳穂太夫(浄瑠璃) 鶴澤清丈'(三味線) 鶴澤燕二郎(ツレ) 鶴澤清允(琴)

こういうの、人形なし、かつ、至近距離で聴くと、
いわゆる文楽の公演で聴くのとは、
また違った味わいが。
演者さんの息づかいと繊細な技を感じられます。
貴重な会、続きますように。

それからもう1つ。
花習会3

花習会1 花習会2

折からの台風も、むしろ尺八の音を冴えさせたかと思われたほど。
竹取物語は「物語のいできはじめの祖」(『源氏物語』より)と言われますが、
その含むところは、現代でもまた新たな形と意味を生み出すようです。

翁の味わった身の上の変化と心境の変化を、
どう受け止めるのか。
能、狂言、歌舞伎、現代邦楽……エッセンスを集めて、でも
あくまで重くならない舞踊のあり方が、印象的でした。 

竹取って、絶対紀貫之作だと思うのね。。。証拠はないけど。
貫之好きです。
明治期に、不当に貶められてしまったのが、とても悔しい。
「古典の日」は、源氏物語にちなむと聞きますが、本当なら、
古今和歌集にちなむべきだと思うんですけど。。。
古今和歌集がなかったら、きっと今頃日本語はなくなっていたんじゃないでしょうか。
(興味持ってくださった方はどうか、拙著「時平の桜、菅公の梅」をお読みくださいませ)


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テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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