春。

おふとんあずさ 春眠暁を覚えず……?

現在の住まい、この春から全体の外壁改修が始まるとのことで、あれこれ片付けをしなければなりません(実は苦手(>_<)。

でも、懸案だったものをがんばって片付けるのは、気持ちがいいです。

……というわけで、滞っていたブログもちゃんと更新しよう。
なぜか、ちょっと前から「拍手」をいただけることがすごく減ってしまいました。
アクセス数は変わらないのに、なぜだろう……?
ご訪問くださった方、よろしければぽちっとしてやってくださいませ。
実は励みにしております。

で、この半年以上、心の中でひっかかっていたことを、今日は書いてしまおうと思います。
気持ちの整理、です。

とある方から言われた、とある一言。去年のいつ頃でしたかしらん。

「……泥臭いのはいやなのよ。この道で何が何でも、みたいなのは。
 良いところの奥様が、案外やらせると玄人より良い、なんていうのがいいの。
 ね、そう思わない?」

原文ママではありませんが。。。。まあおおよそこんなことを。

ああ、なんか誤解されてる+この方とは、生きてる世界が違うな。って。

「そうは思いません、全然」 とは、もちろんその場では言わ(え)なかったけど。。。

この道で何が何でも、っていつもいつも思っています。
だから、いつもいつも不安だし、不満だし。
ただ、書くことの不安と不満は、結局書き続けることでしか解消できない。

文章なんかでやっていこうなんて、そういうものだと思います。

ありがたいことに、私は、相方がいわゆる勤め人なので、自分の文章やしゃべりが思うように売れなくても、即刻衣食住に困るわけではありません(感謝(^∧^)。でも、行動の自由度は当然下がる。
本を買ったり、何かを見たり聞いたり習ったり、という、自分の「芸」を伸ばすための余裕なんて、すぐ吹っ飛ぶのです。

そういう意味では「泥臭い方」にいますよ、ええええ。研究者だった頃から、ずっと。

そういえば、大学院生の頃、「なんで親にもっと頼らないの?」と聞いてきた知人がいたっけ。。
あのね、授業料免除と奨学金を最大に使わないと大学も大学院も行けない人間には、もともと親に頼るなんて選択肢はないんだから。

ああ、もっと思い出した。
授業料免除の書類を抱えて研究室にいたら、とある先輩が話しかけてきた。
「お父さん自営業? そうじゃなくて免除規定通るなんて、よっぽど……」と言いかけて、はっとしてその先輩はやめた。
「よっぽど、なんですか(-.-#)」っていう顔を私がしたからだろうな。
(今思うと、これは多方面にいろいろ失礼な発言だと思う)

私の父は、家庭内ではなかなか横暴でしたので、気持ちにおいて、父を全肯定はできません。でも、たいそう真面目な働き者でした。その道では良い職人でございました。ただ、その産業はたいへん斜陽で、、、務めていた小さな町工場はどんどんと傾いていった……。

収入が少ないことは、辛いことはありますが、恥ずかしいことではありません。

ああ、そういえばこの知人と先輩は、現在二人とも国立大学の教員です。
(しかも教員一族だったな、この二人)。。。
学生さんに不用意なこと、言ってないことを祈ります。。

などと「いったい何年越しに根に持ってる……?」という怒りや不満をぶちまけても、「うんうん」とウイスキーを飲みながらうなずいてくれる、相方に、心から感謝の意を。。。。

なんとか今年も、文章で得たお金で奨学金が返済できそうです。
お稽古事も続けられているし、落語にも行けるし、何より、本もけっこう買えている。。。さらに、お酒も飲める。
これらのことに、心より、感謝。

さあ、部屋の片付けを続行です。




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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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