中村扇辰 in シネマスコーレ

中村扇辰 中村扇辰2

入船亭扇辰  田能久/五人廻し
                     ~中入り~
扇辰   徂徠豆腐

昨夜、いっしょに飲んだ知人(落語についてはビギナーさんのようです)から
「落語会って、ネタが事前に分からないのが不満」と言われ……。
うーん。。。私はネタだしの会は原則嫌いなのです。。。
たぶん、熱心な落語ファンはほぼそうなのではないでしょうか。

その日のお客様の雰囲気を読みつつ、何をかけようか。。
あるいは、実はこんなレアなネタもかけてみたいんだが、
今日はその機があるかどうか、、、
なんて、演者さんが考えるところから始まる、
ライブの空気感が好きだから、なんですが。

でも、確かに落語ビギナーの方には、ネタだしの方がいいらしい。。
「○○」という噺があるらしいのだが、生で聴いてみたい」
というところから興味を持つ、ってこともあるんでしょうね。

落語って、初心者のうちは「噺が何か」に関心が行くのだけど、
だんだん経験値が上がってくると、
「演者さんが誰か」に関心がいくようになるのかもしれません。

なんでこんなことを長々と書いたかと言うと。

今回の「中村扇辰」、「一席だけネタだし、あとはお楽しみ」でした。
つまり、両方を満足させられる会だったのでは、と。

もちろん、それが、扇辰さんが持っている抜群の
「落語空気」のたまものだってことは、言うまでもありません。

ネタだしの方は「五人廻し」。
これは、私の好きな噺のかなり上位に入ります。
しかも、今回扇辰さんがやってくれた「おち」が好きなんです。
最近この落ちでやってくれる人がほとんどいなくて。
そうそう、やっぱりこうでなくっちゃ。

田能久、聴いているうちになんだか「まんが日本昔ばなし」
ふうの絵がくっきり浮かんできて、別世界。

徂徠豆腐って、こんなに面白い噺だったっけ?
やる人がやると、面白いんだなぁ。。。
そうなんです、やはり「誰がやるか」がやっぱり重要なのです。
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テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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