まいコメダ。

コメダのチケット

自宅から至近のコメダがついに分煙になったので、
とうとうコメダのコーヒーチケットを。

「まいコメダ」ができると、なんかやっと本当の名古屋人になった気がする……なんて(笑)。
先日、とうとう打ち合わせにも「近所のコメダでもいいですか?」と言ってしまった。
前は近所のホテルのラウンジとかにしてたんですが、
近頃のホテルラウンジは、どこも「ランチビュッフェ」流行りで、
とても落ち着いて打ち合わせなんてできる空間ではないんです。。。
(名古屋の場合)
コメダの方が空間としてはよほど打ち合わせ向き。

さてさて。

最近、名古屋人になったなあ、と思うことがもう一つ。
これも、「お茶習慣」がらみなのですが。

「お茶会のお誘い」を時々いただくようになりました。

名古屋は茶道が盛んです。
今はどうだかわからないけれど、私が大学に入った頃、
ご近所では、「女子は高校を卒業したらお茶とお花に行く」のが
ごく普通でした(特に裕福なおうちでなくても)。

でも、私は行かせてもらえなかった……母が「そんな必要はない」と。
その頃の私は、むしろそんな母の言葉を鵜呑みにしていたから、
不満にもなんとも思いませんでしたが。。。。

たぶん、他地域出身の母には、本当に無意味でぜいたくなことにしか
見えなかったんだと思う、、それは無理もないです、しかも、
その当時の我が家の経済状況を思うと。

父と母は、結局名古屋にとけこみき(れ)ることなく、
私と弟が独立した後、九州へ帰って行きました……。

でも、結局名古屋に根を張ることになった私は、
今になって「お茶文化」の強さを知るのです。

単に、作法や書画骨董の趣味心得というのではなくて、
「人とゆるーくつながる」ための、素晴らしいシステムなんだな、と。
もちろん、それは、今私がついている先生が、素敵な人だから、
ということも大きいのですが。

お茶を習い始めたことで知り合えた人、
知ることのできた世界がたくさんあります。
ふと気づくと、そうした人々と世界に、あちこちで
助けられていたり。

これ、お茶に限りません。
伝統のある和物のお稽古に行って、
その先生が素敵な人だと、必ずこの背景がついてくる。
長唄も端唄・小唄も、私にはとても素敵な「人背景」を
もたらしてくれてます。「文化財産」だと思います。

以前、昔家庭教師をしていたときの教え子さん(女の子)のお母さんから、
縁談の紹介を頼まれたことがあります。
とても美人で性格も穏やかで良い子なのに、なぜか縁遠かったみたいで……。
でも、私にそんな人脈があるはずもなく。
ふと、「何かお稽古事は?」と聞いたら、「英会話くらいしか……」
(私に何の力もないと悟ったようで、あれっきり、
 このお母さんからはまったく連絡がありません、どうしているのかな)

裕福なお宅なのに、なぜお茶お花、謡い仕舞い、
唄三味線。。。習わせなかったのでしょうね。。。
と今になって思う。というのは、お茶つながりで「紹介」された縁談を
いくつも目の当たりにしたからです。
そのネットワークのものすごさといったら。。。!

……で、(なにが「で」だ(苦笑)
ともかく、今度の初釜には、師匠にできるだけ恥をかかせないように、
せめて最低限の客作法だけでも、しっかり復習せねば!
と思うのでした。(~_~;)





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テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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