年の暮れに、眺めのつぶやき。

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年の瀬の3人。品種は「西王母」です。

お友達の何人かから「大名古屋らくご祭」のレポが。

行かない私も含め、落語好きたちの共通の思い(たぶん)は、
「普段コンスタントに落語の興行をしているわけではない業者さんが、
年末だけ、人気者をどっと集めて、一人一席で、5000円、6000円……ってどうなの?」

一人ずつは、聴いてみたい演者さんが大勢なのですが、
なんとなくこのやり方がぴんとこなくて、
年末のこの「祭」に参加しなくなって、もう何年か、経っています。

じっくりと、この地域で、落語その他、伝統芸能、大衆芸能を応援している人たち、
あるいは演者の人たちと、ずいぶんお知り合いにならせていただいているので、
やっぱりちょっと、違和感があります。。。
もちろん、何もないよりは、「落語を聞く機会」があることはうれしい。
でも、この「祭」のキャスティングのせいで、12月、名古屋では、
他の落語会がどうしても低調になってしまう。。。。ような。

他の興行を圧迫してまでやるなら、もっと意欲的な企画にしてほしい、
と思うのは、欲張りすぎだろうか。。
でも、この「祭」も、最初の年とかは、相当良い企画でした。
途中から、今みたいな「総花」な感じになっちゃって。

お客様の方にも、少し誤解があるかもしれませんね。。。
「大きい会場」でやってるもの=良いもの、って
いう、ものさしでしか、見てない人もいるかも。

落語って、できたら小さい会場の方が「ぜいたく」なんですが、
知らない人は、それを知らないまま、「大きい会場に呼ばれている人」
ばかりを、見たいと思ってしまうのかな。

うん。やっぱり。微力ではありますが、
「興味はあるけど行ったことない」人に、「どの会に行くと楽しいか」を
しっかりお伝えできるように、私ももうちょっと、がんばってみたいと思います。
――って、一介の売れないモノカキに、できることって、
  なにがあるかなぁ。。。。? でも、考えてみよう。
  私のことを応援してくださっている方もおいでなので、
  (作家も芸人だと私は思ってます、寄席の芸人さんたちには、
   「いっしょにするな!」って怒られるかもしれないけど)
  少しでも、お返ししていきたいですね。
あ、「まずはおまえが売れろ!」 っていう声がした……あはは、そのとおりです。。。



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プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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