♪ 恋の手習い。

長唄「娘道成寺」のお稽古。

私の行っている集団稽古の教室の方針では、唄も三味線もどちらもやることになっています。どちらかだけ、は原則許されません。

「道成寺」のお稽古もだんだん進み、このところ「わけくち」(西洋で言う「ソロパート」かな)をいただいて唄ったりします。

昨日は、華やかな合方のあと、一転しっとりと唄う「クドキ」と呼ばれる箇所の出だしを、私がいただいて唄いました。(この歌詞、実は「びいどろの火」で使っています。佐登が八重桐の踊りにうっとりしてしまうところです)

「恋の手習い つい見習ひて 誰に見しょとて 紅鐵漿(べにかね)付きょぞ みんな主への 心中立て おおうれし おおうれし」

どうにか三味線と外れずについていくのが精一杯。
それでもがんばった方なのですが。

私が歌い終わると先生がにこにこと笑って一言
「ハイ、かわいい花子さんでした」

あはは。褒められたのではありません。
色気がないってことですね。

もうちょっと、がんばってみましょうか。
スポンサーサイト
プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR