ぎふ落語フェスティバル

桂 小梅 道具屋

柳家小せん 茄子娘

柳家喬太郎 短命
               ~仲入り
桂 梅團治 天災

鈴々舎馬るこ 転失気

桂 文治 幽霊の辻

学生さんたちの熱演のあとは、プロの会。
やっぱり、プロはプロなのだ……。

小梅さんかわいいです。ゆるキャラ(?)みたいな(笑・ごめんなさい)
後から梅團治さんが出てくるから、余計そんな風情。

小せんさんいいな。審査員席での「好青年」な空気と、
「シュッ」としたきれいな高座姿のちがいが、どちらも、とても魅力的です。
「怪談?」というところを寸止めにして、艶っぽく、さらにここも寸止めにして、後は楽しく。
11/14には、せいしょう亭さんで「三喬小せん二人会」。楽しみです。

喬太郎さんの短命!!!!
これ、ほとんど新作の香り。でも、古典の枠はちっともくずれてない。
すごーい!!! です。
前半のご隠居妄想暴走から、その毒気に当てられちゃった八五郎さん、
どうなるの??? と思って見ていたら、
後半は夫婦の危機!! はげしく言い争うのではない、互いに互いを微妙に気遣う、
でもすれ違う、リアルな夫婦の風景なのです、、、
けど、ばかばかしい、いくつかのお約束ごとはそのままに。
「長生きしてね」「自信ある」……この二言に込められた含蓄の深いこと!!!!

梅團治さんの天災。
古風な上方DV男(?!)も、あきらめるときは、あきらめるのです(笑)。
「ひろーい野原……」うふふ。

馬るこさん。てんしき杯でちゃんと転失気をやってくださるそのサービス精神がとっても好き。
うれしいよね、こういうの。
珍念さんの心理の変化が、あるある感とばかばかしさ満載で、
歴代小坊主による怒濤のリンチ(?!)落ちが、
もうめちゃめちゃにおもしろい。
11/28には、はじめ亭さん主催で独演会があります。こちら参照

トリは文治さんの「幽霊の辻」。
これ、よくできた噺だと思います。人の心って、どれだけ「物語」に
誘惑、魅了、引きずられるか……、って。
落語家さんも小説家も、「うそつき」「ほら吹き」、仕事ですから(^_-)-☆
……あ、でも、罪にならない範囲、ですけどね。

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プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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