柿木金助を聴く会その6 & 桂文我落語百席 in 中電ホール

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日付が前後してしまいましたが、9/26の落語会レポを。

桂 文我 柿木金助(その6)/うまのす

おお!凧上がった凧! さあ、どうなるのかな、この続き?

笑福亭呂好 平林

桂  文 我 棒屋

桂  ひろば 天災

桂  文 我 質屋蔵

桂  文 我 田舎芝居

「棒屋」は、「提灯屋」に似ていますけど、こちらはお店のご主人の方が一枚上手。知恵者だな。。

「質屋蔵」そうそう、質屋さんの蔵って、想像力をかきたてられます。。。

「田舎芝居」 出た! 片岡にたきもん。。。中村ぶたれもんとともに、落語界になくてはならない(?)歌舞伎役者さん。
素人芸の楽しさって、こういうどたばたなおおらかさにあるんですよね。 どうがんばったって、玄人にはかなわないんだから。

幅も懐も広い、文我さんの会の情報はこちら次回の中電ホールは10/29です。
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鈴木輝一郎小説講座

ゲスト講師としてお邪魔いたしました。
卒業生が在校生に語る、みたいな。

でも、小説を書きたい方に向かって、小説について語る、というのは、けっこうしんどいですね。。
しゃべったこと、全部自分に跳ね返ってくるわけです。。。
しゃべりながら、あーわたしまだまだ甘いな、と思ってしまう。
師匠、よく続けておいでだよな。。。頭が下がります。
小説講座の詳細はこちら。 
本気でプロを目指すための講座です。
「趣味で一度書いてみたい」「文章を添削してほしい」というだけの方には向いてませんので、ご注意を。

IMG_20140918_202836.jpg乳母や、遊ぼ。
IMG_20140920_075152.jpg乳母や、遊ぼ。
待ち受け顔の姫さま方。何してお相手いたしましょうか……。

寧さまの名古屋弁講座その4~ちょうだぁ・くだれる~

名古屋弁てきつい、というイメージが、残念ながらあるようです。
私の鹿児島の両親なども、そう言っておりました。。

うーん、そうですかねえ。。。
母音の種類が多い(しかもそれが連続する)ので、それを強く発音すると、きつく聞こえてしまうのかな。

でも、今回取り上げるのは、とっても丁寧な言葉です、本来は。

「太閤の能楽師」179頁。夫の秀吉が建立した大仏様を、
おしのびでゆっくり、一人で拝もうとやってきた寧さま。

ゆっくり拝ましてもりゃあたぁで。しばらく、だあれも来んように、言ってちょうだぁせ

共通語訳:「ゆっくり拝ませてもらいたいの。しばらく、誰も来ないように、言ってくださいな

このへんの「あ」「ぁ」「や」の表記は、迷いました。どう書くと、音が伝わるかな?
「ちょうだぁせ」人によっては「ゃ」がさらに入って聞こえるかも。
「~くださいな」、って。ください、じゃないんです、
さらに念を押して、でもふわっとお願いする感じ。

180頁、仏さまを拝む寧さまの心の内。

おっきな、仏さま。お前さま、あの人を、赦いてくだれるきゃあも?

共通語訳:「大仏さま、夫を、お許しくださいますかしら?」

「お前さま」はもちろん発音は「おみゃあさま」。
「ゆるしてくださる」に比べて、「ゆるいてくだれる」は、
摩擦の多いSの音が消えて、柔らかい感じがしませんか? どうでしょう。

さらに、祈る寧さま。

もう、もめ事はたくさんぜぇも。やめてちょうよ

共通語訳:「もう、もめ事はたくさんですわ。(本当に)やめてくださいな

「ちょうよ」は「ちょうだぁ」の簡略版。「よ」にさらに念押しのお願い感があります。

まあ、いろいろ、ごちゃごちゃ書いておりますが。。。
「笑って読んでくだれるきゃあも?」

遠峰あこ名古屋独演会/桃月庵白酒独演会

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月曜の夜、火曜の昼と、遊びほうけております。。。(←おーい、明日の準備大丈夫か?(^_^;)\(・_・) )

遠峰あこさんの独演会。
パワフルで自在な歌とアコーディオン。他では聞けないレパートリー。
大須の大道町人祭では、やらないのかな? 
ああいう場、あこさんに圧倒・制覇してもらいたい気がします。

写真は、このたび購入のCD。ライブに行かないと買えないみたい。
個人的には、「夢見る機械の娘」が好きです。
(カッパ巻きの歌は、CDには入ってないんだ。。ぜひ「みんなの歌」に!)

日付変わって、こちらは白酒さんの独演会。名古屋もう6回目。いいね。

桃月庵白酒 花色木綿/死神
                    ~仲入り
        不動坊

絶対「ハズレ」のない白酒さんの会。
抜群の安定感(見た目のことじゃありません)と毒舌。
どの話にも「白酒エディション」がずいぶん入っているのですが、
その見事なこと。
「死神」って実はそんなにおもしろくない、というのが正直な気持ち
(繰り返し聞くにはどうかな、という骨組みの噺だと思うのです)なのですが、
今回は相当おもしろかったです。お見事。
不動坊は、好きな噺。当然、爆笑でした。

遠峰あこさんのライブ情報はこちら。ラジオ出演もあるようです。

白酒さんはじめ、江戸落語の旬を名古屋に届けてくださるはじめ亭さんの落語会情報はこちら。 
次は百栄さんだー!うふふ♡=^_^=。




お彼岸です。。。

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お墓参りに行きました。。。

第一〇回 名古屋片山能 記念公演 ~能と京舞~ in 名古屋能楽堂



京舞 珠取海女 井上安寿子

京舞 山姥 井上八千代

仕舞 山姥 片山幽雪

能 海士 片山九郎衛門

京舞ってきれいなだけじゃないんだな。。。ということを改めて認識。
このはっとするような強さはなんだろう……。
ふわりと何の無理もない立ち姿から、一瞬だけ見せる力。
そしてまた柔らかさに戻る。すてきです。
地唄も聞き応えがありました。ああいう、弾き唄いできるものに、この頃あこがれます。

能も舞も、今回は女性の持つすべての要素が描き出される演目。
勉強になりました。


奥山景布子の文学講座  in 古川美術館 秋の部 第一回 目次予告

9/24に予定しております、古川美術館での文学講座。目次(予定)をご紹介いたします。
(受講ご希望の方は、古川美術館(こちら。)へお問い合わせを。残席僅少ですので、お早めに)

太閤秀吉は光源氏の夢を見るか?~武将とお能と「源氏物語」~  

0.イントロダクション~お能の世界観~
 a、能(謡曲)とは何か~カンタン歴史概説~
 b、能(謡曲)のテーマって?~「物語」として読む場合~

1.お能と平安文学~「物語」の変容
 a、平安の歴史、人物、物語を素材にした曲(源平合戦ものは除く)の例
 b、「原典」との違い、工夫など~〈葵上〉〈松風〉を例に~

2.戦国武将の愛した「雅」~お能を通じて~
 a、織田信長の場合~「たしなむ程度」~
 b、豊臣秀吉の場合~とことん、はまる! 五十七歳からのお能ライフ~
 c、徳川家康の場合~何事も、天下のため?!~


紫競艶 in ベランダ

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紫の上は「春の上」だし、「藤」=紫色、のイメージが強くて、この色は春のものと思っていましたが。

むしろ秋なのか、紫式部、今年は見事な実をつけてくれました。
夏中、なんとなく停滞していた(と思っていただけなのかも)事柄が、
だんだん動き出していく。励ましてくれるような、大人の紫色です。

芸協らくご・大須寄席 in 長円寺会館

セーフモードでも落語は聞くのだ……。

というわけで、9/11から名古屋に来てくれている芸協さんの寄席に。

桂たか治 道具屋

三笑亭夢吉 宗論

鏡味正二郎 太神楽

三笑亭夢太朗 目黒のさんま

桂 文治 肥瓶(家見舞)

桧山うめ吉 俗曲

三遊亭小遊三 粗忽の釘

前座をつとめるたか治さんの高座は、彼が大学の落研にいたときから知っていますが、
やはり前座といえどもプロになると、雰囲気が全然違いますね。
応援してます(ほとんど親戚のおばさん状態)。

夢吉さん、初めて拝聴。いいなあこの人! もっと聞きたい。ぜひ名古屋近辺へお越しください!
独演会、しないかなぁ……。

太神楽って実は好き。今年は夏に豊来家 大治朗さんを見ることができなくて寂しかったので、うれしい。
正二郎さん、大治朗さんと雰囲気がそういえば近いかしら。すっきり、ひょうひょうとした芸でした。
また来てくださいませ。

うめ吉さん!!!!!! 大ファンなのだ、実は。今もCD聞きながら書いてます。きれいでつやっぽくていいなあ。
芸者系ちりめんビブラートの正統な継承者です。もし今自分が大学生くらいだったら、絶対に弟子入り志願
しちゃうだろうと思います……。

小遊三さんのこういうばかばかしい噺ってのは、ほんとにはまりますね-。
ふわっと楽しい、トリでした。

大須寄席、今日までやってます。長円寺会館は、地下鉄伏見駅からすぐ。
まだ間に合いますよー。

PCトラブル

金曜の夜にクラッシュ……。
泣く子と地頭とPCトラブルには勝てません。。。
振り回された土曜日でしたが、こちらもだんだん慣れてきており、
このたび、痛手はほぼ「お財布」だけですみました、、、壊れたのはハードディスクではない、
ということは理解できるけれど、それ以上の理解はムリ。
くっそぉ。。当分無駄遣いはできません。。。お財布がセーフモードだ。。。
乳母や、、かりかりするでない。わらわが迷惑じゃ。
はいはい。さようでございますね。

寧さまの名古屋弁講座その3~なるぅい・どうきゃあも~

ご好評を頂いております(?)、寧さまの名古屋弁講座。
今回は、ちょっぴり、悪口語な感じです、、でも寧さまはあくまでお優しく上品な方ですので、
さほどきつい言葉ではありません(たぶん)。

「太閤の能楽師」124頁。秀吉は、能好きが高じて、とうとう自分を主役にした(!)
新作能まで、金春安照と大村由己に命じて作らせてしまいます。
それを見せられている寧さま、、、いささか退屈なさって、、ちょっぴり欠伸?

「なんか……。なるぅいねぇ」

共通語訳:「なんか……。なんだかねえ(=^_^;=)(^-^;)」

えーすみません、どうやったらこのニュアンスを共通語でお伝えできるのだろう……?
否定すると気の毒だけど、でも正直つまんないのよね、かったるい? 
たぶん、「ぬるい」と語源が同じなのかなと推測していますが。

さらに、126頁。〈柴田〉という新曲。
秀吉が勝家の役をやるのです。。。北の庄での自害のさままで。茶々も見てるんですけど、ここ。

「ここでこの役を、おみゃあさまがやるいうのは、ちょおっと、どうきゃあも」

共通語訳
「ここでこの役を、あなたがやるっていうのは、ちょっと、どうなの(考えた方がいいんじゃない)?」

「ちょおっと、どうきゃあも?」って、私は好きな表現です。
考え直した方が、いいんじゃない? って、相手に促すような、こちらの批判的な気持ちを、
柔らかく、(あ、でも、これを語気荒く言われたら、キツイかも)伝える。
「どうきゃあも?」ってこれ以上言われないように、言動に気をつけたいと思いますσ(^◇^;)

月見の宴

こんなしつらえで、月の出を待って、
IMG00894.jpgベランダへ。ウイスキーとともに。

入仏献茶式 in 八事山 興正寺

八事の興正寺。大学院にいた頃は、このあたり、行動範囲でしたが、
最近はほとんど行ってません……と言ってる間に、新しいご住職さんはかなり遣り手の方らしく、
次々と新しいことをなさっているらしい。。。
こういう時は得てしてもめ事も起こるようで、いろいろ聞こえております、
ことの是非は素人には分かりかねます、、、尾張藩二代藩主光友さま以来のお寺ですから、
大切にして下さる方が多いといいな、と思うばかり。ともかくも。

ただの一般の神社仏閣好きには、いろんな「儀式」を拝見出来ることは、楽しみではあります。
というわけで、「入仏献茶式」と「百味供養」というのを拝見。

続きを読む

さまよう~「夜も禁煙」のお店探し。

禁煙、分煙は広がっている、と聞きますが。
どういうわけか、我が家の周辺は、夜、煙草に悩まされずにちょっと一杯軽く&落語会の帰りにさっと、
なんて使える店がほとんどありません……。おいしいお店はたくさんあって、ランチに定番使いできる
ところはけっこうあるのです(昼食時は禁煙が多い)が、夜はほぼ全滅。

先日、新しくできたお店がとても気に入っていたのですが、、、、残念なことに、何があったのか、
今月から喫煙フリーになってしまったらしく。。。うーん国産ワインとか売りの一つにしてるのに、
どうなのよ……。

落語会の帰りはコンビニおでんで家飲み、が一番かな、結局。
近所のセブンイレブンには、感じの良い店員さんがいるし。

IMG00885.jpg新しい褥はまあまあじゃ。爪も研げる。

姫さま。お爪はそちらで思う存分磨いてくださいませ~。
畳でにゅ、はおやめくださいね。

寧さまの名古屋弁講座その2~ぇも、なも~

名古屋弁と言うと、「みゃあみゃあ」言う、あるいは「がやがや」言う、
と思っておいでの方も多いようなのですが、
実際には、語尾のバリエーションがもっといろいろあります。
また、ご年配の品の良いご婦人は、滅多に「がや」はお使いにならないように見受けます。
母音が多くて、現在よく言われる名古屋弁より、柔らかい響きでお話しになる印象です。

「太閤の能楽師」74頁、
前代未聞の「禁中能」のイベントを控え、
装束の準備にかり出されている寧さまが侍女たちとお話しなさる場面。
「虎の皮」を巡る雑談です。

「そうでぇも。ま、ほんでも小っちゃい巾着にするとかわいいがね。猫みたゃぁになって」

共通語訳「そうねえ。それでも小さな巾着にすればかわいいじゃない? 猫みたいになって」

75頁「ほうでしょう。でも、性格(たち)はえりゃあ恐がいもんだて、聞いたわなも」

共通語訳「そうでしょう? でも、性格はとっても恐いというふうに、聞いているわ」

「ほうでしょう」はとても上下に音が動く感じの発音です。素敵な年配の女性に「ほうでしょう!」と
肩を叩かれたりしたら、「はい」と頷くしかなさそうです(笑)。

朝顔夕顔競演 in 我が家のベランダ



白いのが夕顔です。(ホントは昼顔らしい……?園芸種って難しい)

儚い? いえいえ、実はしたたか、な、中の品の女、かも。


プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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