立川談春独演会

大垣まで遠征です。
談春さんなら少々遠くても、駅からわりと歩いても。。。なんのその!です。

談春 宮戸川
   替わり目
仲入り
   人情八百屋

いきなり「鞍馬山」が聞こえてきて「?!」と思っていたら、前座さんなし。
談春さんの言葉通りなら、誰でしょう、師匠の勘気を被っちゃったお弟子さんは。。。

仲入り前の2席はめいっぱい笑わせていただきました。
「替わり目」は好きな話です。

中入り後、これは「唐茄子屋政談」の、バージョン違い、とでもいうのでしょうか。聞いたところでは、談志師匠が講談の方から入れてきたお話のようです。
辛いところから始まって、八百屋が起きたことを「引き受けていく」まで、とても上質な江戸の市井物を見せられている感じ。
うーん。
泣かされたぁ。

マクラも含めすべて、いろんなことにどうしてもこだわらずにいられない、そんなところがたくさん見える談春さん。好き嫌いはっきり出る落語家さんかもしれませんが。

私は大好きです。

同い年、っていうのも、あるのかもしれませんけど、ずーっと追っかけていきたい、落語家さんです。
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川柳・ブラック二人会

名古屋で川柳さんが見られるなんて。
というわけで、行って参りました、大須演芸場。

ブラ坊 牛ほめ
ブラック 川柳一代記(?) 芝浜バージョン(とでも言うのでしょうか)
テント 
川柳 ガーコン
~仲入り~
雀三郎 G&G
川柳 ジャズ息子
ブラック 演歌息子

初めて見たテントさん。びっくり。「人間パチンコ」っって。。。ひゃひゃひゃ。
雀三郎さん、「ヨーデル」も聞きたかったけど、でもやっぱり歌ネタで。ちゃんとギターが出て来て喝采でした。
ブラックさんの創作による川柳さんのお話、楽しいです。ディテールが笑えます。

さて、川柳さん。いやいや、お元気な八〇歳。めでたいです。声いいよねー、今更言うのもなんですが。またあの「エアジャズバンド」(?)のかっこいいこと。義太夫のところも本寸法だし。
お客もみんなで傘寿を祝い、三本締め。
いいもの、見せてもらいました。ぜひ、大須で米寿も祝いましょう。

朝顔、夕顔

ベランダに両方植えています。

どうしても、この名前から、源氏物語の女君二人を想像するわけですが。。。。

意志強く光源氏を拒み通した、誇り高き宮家の姫、朝顔の君。
男を頼り、はかなく生きるしかなかった、夕顔の君。

しかし。今、うちのベランダではどう見ても夕顔の方がうーんと強いのです。茎も太いし、花も大きい。

はかなげに見える女の方が、ホントは強い、ってのは、ずいぶんありがち。。。(つまらん)。

ま、平安の「朝顔」が、今の朝顔を差しているかどうか、分かりませんしね。私は個人的には「木槿」の方が、宮家の姫のイメージには合うと思ってます。我が家の木槿は、今朝、綺麗な薄紫の花を二輪見せてくれました。

桔梗もまだまだ咲いてます。薄紫、ってこの時季、いいですね。
と、調子に乗って、こんなネイルを塗ってみました。
わりと上手にできました(自画自賛)。
P7300209.JPG

林家正雀・桂文我 東西二人会 7/28

今年も実現、しっかり語るお二人の会です。

桂まん我 船弁慶
桂 文我 ぼうふり虫(井原西鶴)
林家正雀 笠と赤い風車(平岩弓枝)
東西対談 正雀&文我
仲入り
桂 文我 音曲質屋

まん我さんが前座に出てくるなんて、なんて贅沢な。
8/29の「まん我道場」も楽しみにしてます。

対談の前の2席はいずれもしっかり聞かせる人情話。落語の奥行き、懐の深さを感じさせる時間となりました。

対談では怪談話の折のトラブルやらなにやら。面白い話がいろいろ。先代の正蔵師匠が膝で照明を割って怪我をされたときのお話やら、米朝師匠が「はめもの」の声をされたときのお話やら。

対談の後、正雀さんが踊りを。いいですね。寄席の踊りって好きです。しかも勘三郎(先代)と歌右衛門の声色入り。

中入り後の「音曲質屋」、三味線好きの私にはたまらない演目でした。「野崎村」って好きなんだ~。長唄ではないので、譜が分かりません。一度弾いてみたいのですが。。。音で聞いたままを弾けるほどの腕は持ってないんだなあ。。。

正雀さん、来年には「乳房榎」をとおっしゃっていました。
楽しみ、楽しみ。。

あちこち

数日、更新さぼっておりました。
次作のために、数日、あちこち出かけておりました。

どこへ行っていたかは、一応「企業秘密」(?!)、ってこともないですが、詳細は別の機会に。写真だけ掲載します。

「すまほ、ってカメラも前のより充実してるはずだよね。。。」
すまほに慣れよう.jpg
なかなか操作に慣れません。

「わあ。。」見上げてます。
見上げます.jpg

「わあ。。。」お地蔵様と桔梗。画になる。どなたか熱心に撮影なさっていました。
お地蔵様と桔梗.jpg

「お願いします」最後は神仏頼み。
作品に所縁のありそうな寺社を巡るのは、取材と称しつつ、実は楽しみでもあります。
神頼み.jpg

長浜

ちょっと思い立って、日帰りお散歩です。(名古屋からだと実は近い。新幹線や特急に乗らなければ、電車賃片道1450円です)

大河ドラマ「江」でとっても盛り上がっている様子。街に活気があります。

長浜城博物館では、関連の展示が始まっています。姫の使っている檜扇、なんて、実物、、、おっとすごいですね、これ。他のものをなーんにも持たないお姫様だから、持てるものなんでしょうね。(平安もの書いてて「檜扇」とか平気で文中に書くくせに、、、実物ってやっぱり違う)

安土桃山の帯は細いのよね、まだ、、、なんて思ったり。

街の荒物屋さん(この響きがいいなあ)で、今お気に入りで使っている日傘の、色柄違いを発見! しかも私が買った値段の三分の一近い安さ! 思わず飛びついてしまいました。
これで、着物に合わせて替えられます。。わーなんて贅沢な。

一人できょろきょろしていたら、とても上品な年上の女性に話しかけられ、街の案内までしていただきました。ありがとうございました。(博物館のガイドをなさっている方だそうです)
おすすめの「親玉まんじゅう」と、地酒を1本、家へのお土産にして、つかの間の涼しい日のお散歩でした。

活字倶楽部2011春号

気づくのが遅れてしまいましたが、

「活字倶楽部」2011春号に「平安&王朝の歴史ロマン」ということで、「時平の桜、菅公の梅」を取り上げていただいています。(春号、楽天ではもう買えないみたい。。。残念。Amazonではまだ買えます)

何と、北方謙三さんの「絶海にあらず」、辻邦生さん「西行花伝」、宮木あや子さん「泥ぞつもりて」と並んでの綺麗なレイアウト。うれしいですね。ありがとうございます。

↓山田章博先生の表紙が麗しい本です。良かったらどこかでお手に取ってみてくださいませ~。

講談教室

月に一度の講談教室。

「新三郎さま~」なんていう台詞は、けっこう照れます。。。京子先生から「開き直りが足りません」と。

はい。
(文章でなら、とろっとした台詞もいっぱい書けるのになぁ~。。。
 口に出すと強烈に恥ずかしい)

教室の先輩方が、拙作をずいぶん買ってくださってます。御礼申し上げます。

終了後、お茶に誘ってくださる先輩がいらしたり(ビール頼んだら、同好の士がいらして安心)。いろんな方がいて、とても刺激的です。

すまほでびゅー。

古ーい機種を使い続けていたケータイ。

とうとう、変更を決断して、近所のショップへ。

なんとスマートフォンになってしまいました。使いこなせるのだろうか。(どうしても「ハードウエアキーボード」が欲しかったのです)

ショップの店員さんから、「タスク管理のアプリ」を第一番におすすめしてもらい、まずは店頭でそれを使ってみました。なるほど、なるほど。。

頭の体操です。こういうのも。ちゃんと使えたら、きっと仕事にも便利(と、自分に言い聞かせる)。

とりあえず、ダウンロードした「鬼平」の「インスピレイション」(勘働き、だな)を、着信に設定することは、できました。
(「特捜最前線」の「愛の十字架」は、音がイマイチだったのでやめました)

メモや、ボイスレコーダーとしても、使ってみよう。

「それよりちゃんと電話できるの?」と家人に言われ、家の電話で会話してみました。だいじょぶだいじょぶ。

そういえば、吉右衛門さんは人間国宝に。今年の一〇月御園座にもおいでになるので、うれしい限り。

飲めや歌えの。

7/24まで、久屋大通公園で、オクトーバーフェストというイベントが。

ドイツの収穫祭を模したものらしいです。
ビール、ビール、ビール。

デュンケルとかヴァイツェンとかって、どうしてこうおいしいのやら。
日本のビールって個性がなくて、残念、と思ってしまう(一部の地ビールさんには、おいしいものがありますね)。

普段では考えられないほど飲んでると、ドイツの民族音楽のコンサートが始まりました。
MCの女性が小柄な身体をいっぱい使ってテーブル回って盛り上げ。

浴衣で良い機嫌だった私と家人を見て「素敵なカップル発見!」と。
アラフォーコンビに向かって「ご夫婦」と言わないところが、ナイスです。

なんて言ってたら、ノリの良い演奏が次々。本場のヨーデルはすごい。裏声でなんであんなに声量と幅があるんだ。。。。

次第に踊りの列。にこにこ見ていたら、西洋人らしき男性に「ぽん」と肩をつかまれ、そのまま会場一週の踊りの旅をしてしまいました。こんなに動いたの何年ぶり?(日頃が運動不足過ぎなんです)

帰り道、勢いでカラオケに。
「お互いが生まれる前の歌ばっかりカラオケ」。

我が家でミッチーとアキラと言えば、「三橋」と「小林」です。おちよさんの縮緬ビブラートは、古い曲の方がより楽しめます。「この世の花」とかね。

ああ、面白かった。
たまには、いいよね。

古文書講座その4 徳川美術館

今日の講師は太田尚宏先生です。

藩→県へ移行する際の、土地境界の問題。
そりゃあやっかいだったでしょうね。。。

大変ノリの良いご講義、楽しく拝聴。でも、文書の方は今までで実は私には一番ハードでした。

来週で最終回。テーマがとても興味深いところなので、、、楽しみです。

蓬左文庫の脇に、つやつやの椿の実。思わずもぎたい衝動は、もちろん抑えて抑えて。
椿の実.jpg

白の木槿も。涼しげでいいですね。
木槿白.jpg

実は先週、桔梗が盛りだったのですが(デジカメ持ってなかった)、今週ははや「さだすぎた」姿に。花時分に合うのって、難しい。。。

柳家喬太郎独演会

喬太郎さんの会です。

柳家 さん若 「鈴ヶ森」
柳家 喬太郎 「初天神」
お仲入り
柳家 喬太郎 「へっつい幽霊」

小三治さん顔負けの(!)、長ーいマクラ。
面白いんだよね-、いつも。

「喬太郎ウルトラマンを語る」なんて企画、やるなら絶対行きますよ。

ただ、ちょっとオーバーワーク(?)と煙草の吸いすぎ(?)なのかな、喉の調子が気がかり。
ずっと楽しませてほしいから、ぜひぜひ、お体には気をつけてくださいまし。

実は「布哇の雪」期待したのだけど。。。また機会があるといいな。

ところで、「鈴ヶ森」って、ついつい頭の中で「ドリフ」で映像化されてしまう。。。他の落語好きの同世代の方、いかがですか?

↓アスターミュージックさんお願いだからSWAも呼んで。(東海TVが去年呼んでくれなかった~!!!!)

打ちのめされる読書

「落語家になって残念だったのは、もう昔のように心から楽しんで好きな師匠方の噺を聞けないこと」って、どの師匠が言ってらしたのかな。。。
喬太郎さんだったかな。

小説家も同じ気がします。
自分が書く側にまわってから、人の物を読むのは、それ自体は楽しくても、読み終わると「打ちのめされる」気分に。

ああいいないいなこの本。どうしてこんなの書けるんだろう。あああ。いつかこういうの、書ける日が、来るんだろうか。あああ。無理な気がする。。。あああ。
(以下、堂々巡る)

そういう気持ちになることが絶対分かっているのに、どうしてもどうしても繰り返して読んでしまうのが、北原亞以子先生の本。「恋忘れ草」も、「天保六花撰」も、木戸番小屋シリーズも、慶次郎シリーズも、何度読み返してきたことか。

そしてまた今日も、私は打ちのめされているのです。

北原先生の本に出会っていなければ、たぶん書く側に回ろうとは、思わなかったと思います。でも、回ったら、回ったで(再び、堂々巡る)。。

はあ。
精進、します。





反省

今朝、文楽のチケットを買いに、プレイガイドへ。

発売1時間ほど前でしたが、すでに年配の方々が数人並んでいます。ご挨拶をして列の後ろにつき、待っているうち、私の前のとても上品なご婦人とお話をさせていただいて。

「何かこのごろおすすめはある?」
と聞いてくださいます。
「夜はあまりでかけられないの」とおっしゃったので、
9/10・11の、「三三・吉弥ふたり会」をおすすめしてみましたら、チケットを買っていらしたみたいです。楽しんでくださるといいな。

と、私の後ろにいらした年配の優しそうな紳士が。
「若いのに、(そんなに若くないです。。。)感心だねえ、落語聞くんだ」
手にしてらしたのは、7/30の「川柳・ブラックの会」のチラシ。
「あ!!それ、私も行きます」

話が弾んで、ついついおしゃべり。
相当の落語通、博識なおじさまでした。

こちらもつい、下心が出てしまい、
「あのー、時代小説なんか、お読みになりませんか?」と、作品リスト入りの名刺を差し出してみたところ、「お!オール讀物。へええ」と。
うれしいなあ、こういうとき。

ただ、私の「恋衣 とはずがたり」の書名を見て「おお、とはずがたりって、永井荷風だねえ」と。私もうろ覚えで、あれ、荷風って「とはずがたり」何か言及してたっけ、と、「ありがとうございます」と言ってしまったのですが。
(だって、ほら、堀辰雄も「蜻蛉日記」に言及してるじゃないですか、、、って言い訳(o_ _)o

ごめんなさい。たぶん、違います。きちんと裏がとれてませんが、おそらく同名異作。申し訳ありません。

調子に乗ってはいけません、という戒め。もしまたお目にかかれたら、ぜひお詫びしたいところです。すみません。

でも、日頃、人と打ち解けるの、下手なのですが、なんか今日、楽しかったです。前のご婦人、後ろの紳士、ありがとうございました。

蛇足です↓。荷風とはたぶん関係ないのですが。
自分で言うのもなんですが、古典の「とはずがたり」を、さらにさらに、いろいろ楽しんでいただけるように書きました。手にとってくだされば、いいなあ。。。。

桂文我独演会7/10

この調子だと、年間で一番たくさん聞かせてもらえる師匠は、まちがいなく文我さんになりそうです。それが全部違うネタだというのですから、、、大変なことですね。

しん吉 桃太郎
文 我 淀川
宗 助 釜猫
文 我 莨(たばこ)の火

仲入り

文 我 苫ヶ島

桃太郎はよく出る上方の前座噺ですが、しん吉さんのは嫌みがなくて良かったです。

この会においでのゲストの中でも、もっとも文我さんとのコンビぶりが楽しい宗助さん。こちらの釜猫も、文我さんに負けない珍品。。。オチはそれかい! ってのが上方らしくて、イイですね。

さて、文我さん。淀川のマクラの時に、なんと演芸場の舞台の上をゴキブリが歩き出す……という事態に。ものともせず、容赦なく噺に入れて展開される「ウナギ」の噺。江戸の「後生鰻」とほぼ同じですが、最大の違いは最後に川に投げられる人にありました。。。

莨、という字、私も読めませんでした。このお話は初めて聞きましたが、いいですねー、景気が良くって、おおらかで。旦那をやっていても伊八をやっていても人物と文我さんがぴたりと合っていて、本当に気持ちの良い噺でした。
「食(めし)の旦那」というのは、実在人物なのですね。とても興味が湧きました。

さて、お殿様が怪獣退治に! というのが苫ケ島。このお殿様、家康公の十男で、紀州徳川家の祖、頼宣さまなんですね。こんなスペクタクルな(!)落語、あったんですねー。

でも、なぜ頼宣さまなんだろう。。。とちょっと考えてみたくなったりしました。

次回は7/28。東京から林家正雀さんを迎えての会。お二方の「井原西鶴vs平岩弓枝」というのが今から楽しみです。


ブックスでは売り切れになっている上方寄席囃子大全集ですが、会に伺うと購入できます。「苫ヶ島」のハメモノに「一丁入り」が出て来てにんまりしておりました。(志ん生師匠が怪獣だったりして…)

柳家三三ひとり会

北文化センターを後にして、中心部栄へ戻ります。
夜は

柳家三三ひとり会

三遊亭歌太郎 牛ほめ
柳家 三三  転宅
古今亭菊志ん お血脈
柳家 三三  真景累ヶ渕・豊志賀

歌太郎さん、しっかりした、またよく工夫もされた噺ぶり。今後楽しみですね。
菊志んさん、サービス精神たっぷり。熱演でした。

さて、三三さん。。すごい。すごいです。どう言っていいか。。
この人いったいどこまで行くんだろう。

これまで、舞台やら映像やらでいろんな豊志賀を見てきましたが、間違いなく、私の中ではすべてのNo.1になりました。

新吉と豊志賀って、21歳と39歳なんですね。。ずいぶん知ってるつもりだったのに、そんなことに初めて気づかされて、たいそう切ない切ない気持ちになりました。
そりゃあ執着するでしょ、って。

と言ったら家人が
「だったらあんなに新吉にぐちゃぐちゃ絡んじゃだめでしょ」って。
「いやいや、絡みたくもなるでしょ、あの状況」
「えー」

我が家は平行線に。

皆様。今三三さんを聞いておかないと。後悔しますよ!

三三さんが落語監修をしているコミック。2巻が出ています。


入船亭扇橋独演会

さて、徳川さまを失礼した後は、北文化センターへ。

入船亭扇橋独演会

辰じん 真田小僧
扇 辰 百川
扇 橋 心眼
 仲入り
林家正楽 紙切り
扇 橋 文七元結

辰じんさん、前座さんの真田小僧とは思えない、楽しくて聞きやすい落語でした。
扇辰さんの「百川」、絶品。百兵衛さんがかわいくていいです。
紙切りは、いつ見てもすごいですねー。「ドアラ」を切る時の正楽さんの表情がお茶目でした。

さて、名古屋で生で聞かれるなんて! の扇橋師匠。
ぜひ聞いて見たかった「心眼」がかかった。。。

なんというか。。イリュージョン。
御年八〇歳。私は「動いて、話しているのを見られた」だけで十分な気持ちでしたが、ただ、落語や扇橋さんをよく知らずに会場へおいでになった方は驚いたかも。

中心部ではないところの文化小劇場でこれを企画したのは、ちょっと冒険過ぎかもしれませんよ、名古屋市の方。いささか心配になりました。

古文書講座その3 徳川美術館

今日は午前、午後、夜と予定が。
私にしては珍しく忙しい日です。

まずは、白根孝胤先生の古文書講座からスタート。

正直、以前は幕末や明治、全然興味持てなかった(大勢の人がいろいろに動くのを見なくちゃいけない時代は苦手なんです)のですが、この頃考えが変わりました。

明治天皇が、水戸家徳川昭武邸と、尾張家徳川慶勝邸とをご訪問なさる一日…、なんて…。
ドラマティックですね。

ディテールが楽しいご講義でした。

夏の徳川さま、蓬左文庫の前に、つやつやたわわな椿の実、涼しげな色の木槿、きりっと五弁の桔梗。きれいでした。

シッターさん。

近々、どうしても姫を「お留守」に残して家人と出かけねばならないので、「ペットシッター」さんをお願いしました。

以前ずっと来てくださっていた方が、お引っ越しされておやめになってしまったようなので、今回、新しい方と事前のお打ち合わせ。

感じの良い、気さくな方です。やはり動物に関わる仕事をされている方だなあと。

あれこれお話しして、姫を軽くなでて「わあ、気持ち良いですね、全然ちくちくがない」

そうなんです。うちの姫さま、器量も手触りも良いんですよ~(←飼い主ばか全開です)。

「お留守」の後は、たいそう甘えん坊さんになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

↓ 乳父やのお袖に入って遊ぶ姫さま。乳母やはボタンをつけるつもりなのですが。。

♪ 恋の手習い。

長唄「娘道成寺」のお稽古。

私の行っている集団稽古の教室の方針では、唄も三味線もどちらもやることになっています。どちらかだけ、は原則許されません。

「道成寺」のお稽古もだんだん進み、このところ「わけくち」(西洋で言う「ソロパート」かな)をいただいて唄ったりします。

昨日は、華やかな合方のあと、一転しっとりと唄う「クドキ」と呼ばれる箇所の出だしを、私がいただいて唄いました。(この歌詞、実は「びいどろの火」で使っています。佐登が八重桐の踊りにうっとりしてしまうところです)

「恋の手習い つい見習ひて 誰に見しょとて 紅鐵漿(べにかね)付きょぞ みんな主への 心中立て おおうれし おおうれし」

どうにか三味線と外れずについていくのが精一杯。
それでもがんばった方なのですが。

私が歌い終わると先生がにこにこと笑って一言
「ハイ、かわいい花子さんでした」

あはは。褒められたのではありません。
色気がないってことですね。

もうちょっと、がんばってみましょうか。

姫、ぐずる。

あっという間に、暑い、名古屋の夏です。

乳母や、暑い。
姫ぐずる3.jpg
姫さま、さようにあられもない。。。

だって、乳母や、暑い!
姫ぐずる2.jpg
はいはい。思う存分、お伸び遊ばされませ。あ、画面からおはみ出しになりましたよ。。

これ、乳母や。面妖な写真を撮ったな。ちゃんとしたのも撮るのじゃ。
姫、ぐずる1.jpg
はいはい。あ、目が赤くなったのが直せませぬ。お許しを。。。

古文書講座その2

先週末も、徳川美術館で古文書講座がありました。
今回の講師は白根孝胤先生。あ、この方も私よりお若い。。(←こだわるなぁ)

大変落ち着いた、穏やかなお話ぶりで、聴きやすい。とても丁寧なご講義です。え、この字はこれなの、などなど、驚きつつ。

明治五年の鉄道開業式に臨んだ華族のディテールなんて、こんな機会がなかったら絶対接することないですもん。面白い。

白根先生のご講義は次週に続きます。楽しみです。

黙って察して許して

「互いにそっと、黙って察して許して、
  大事に思い合うのが、粋いうのと違うんですか」

拙作『びいどろの火』には、桔梗という名で遊女として勤める女の子が出て来ます。それほど登場シーンは多くないのですが、作者としては思い入れの強い子でして。
当時の担当編集さんに「これは、ご自分ですか?」と言っていただいたせいかもしれません。

桔梗の台詞で、一番好きなのが、本日の一行目。
この台詞を思いついた時は、ちょっとうれしかった。。。。

そして、その名、この台詞のイメージにぴったりな、桔梗の花。
きりっとしてて、でも華があって。よくぞ我が家の過酷なベランダで咲いてくれました。
ききょう.jpg

そして、他にも、過酷なベランダで夏の花。まるで桔梗の妹分みたいな、るこう草。
るこうそう.jpg

さらに、もう1花。
地味だけど、時機が来るととんでもなくきれいな実をびっしりとつけます。
我が国女流文学の最大の花。むらさきしきぶ。
むらさきしきぶ2.jpg

おーし、やる気になってきたぞ。

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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