立川談春独演会

今、私が何を放り出してでも聴きに行きたい! と思う落語家さんお二人のうちの一人、談春さんの独演会。(ちなみに、もう一人は柳家喬太郎さんです)もっと名古屋に来てくださるといいのですが(喬太郎さんに比べて聞ける機会が少ない気がする。。)。

春松 道灌
談春 力士の春
    噺家の春
 お仲入り
談春 紺屋高尾

春松さんは初めて見ました。人前でやるのは五回目だそう。談春さんはきっと厳しいんでしょうね。。がんばってね、とついついお母さん目線に。

「力士の春」は、言わずと知れた春風亭昇太さんの新作の名作。談春さんが東京でやったらしいとは聞いていましたが、名古屋でも聞かれるとは! 良い時代になりました。(欲を言えばチャッピーも聞いてみたい。。)

さらに、「噺家の春」まで。おおお。「力士の春」と全く同じ構造で、主人公の少年は落語家への道を。。。私のような半可通の困った優越感をそこら中で刺激して面白いっっ!

最後の紺屋高尾。談春さんのを聞くのは二回目でしたが、以前よりずっと「立つところは立つ、削ぐところは削ぐ」が際立った印象。ああやっぱりこの人はすごい、と。

談春さんと喬太郎さんの落語を聞くと、ああがんばって仕事しなきゃって思うのでした(←ほんとに仕事しろよけふこさん)。

↓ は、会場で売られていた、談春さん直筆のポチ袋。三つで200円、被災地支援に寄付されるそうです。字にも味がありますねー。
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お笑いまん我道場

ブログのカテゴリを見たら、仕事の話より落語の話の方が多い(だいたい、「はなし」って入力すると「話」より「噺」は先に出る)。。。

まっ、そんな暮らしです。たぶん。

桂まん我さんの独演会「まん我道場」。場所があちこち移りますが、それぞれに風情があっていいですね。

このたびは「朝日神社」。栄のど真ん中にこんな神社があるなんて、と思われた方もあるかもしれませんね(実は、私の次作は江戸時代の名古屋が舞台でして、この辺りも作品内に登場します。もう少ししたらここで詳細をご報告します)。

弥太郎 つる
まん我 始末の極意
 仲入り
まん我 胴乱の幸助

弥太郎さんは、吉弥さんのお弟子さんですね。まん我さんの会は、他の方が出ることはあまりないので、「へー」と。お名前は知っていましたが、初めて拝見。いかにも上方の前座さんらしい、それから吉弥さんのお弟子さんらしい風情。今後が楽しみですね。

さて、まん我さん。熱気があふれているのはいつもの通りですが、前回あたりから少し余裕も感じるように。だんだん、お師匠さんの文我さんの豊かさに近づいているのかな。
上方には真打ち制度がないですが、江戸だったらもう絶対とっくに真打ちになっているでしょ、くらいの雰囲気です。

始末の極意、こんなに長くて面白いのは初めて聞きました。エピがいっぱいあるんですね。「始末」ぶりがおかしいおかしい。

胴乱の幸助、いるいる、こういう、おっさん、とつい思ってしまいました。もちろん実際にはあり得ない噺ではあるんですけど。承知で京都へ送り出しちゃう大阪人のちょっと意地悪な洒落っ気がとても面白かったです。それから、始まってすぐの「義太夫」のところ。やはりああいう芸事系の入れごとは、これくらいちゃんとやってくれるとうれしいよね、と思いました。

次回が楽しみです。

ホスラ。。。何日目だろう。

使い心地をまめにこちらで報告しようと思っていたのですが、すっかり忘れておりました。

結論から申しますと。
忘れてしまうくらい、快適なのです。私にとってはもうすっかり、慣れて座り心地の良い「仕事いす」です。(エクササイズとかは特に意識せずに、仕事中座り続けています。念のためにとってあった以前の事務用いすは、全く出番がなくなりました)

危険なのは、つい忘れて「うっかり」座ること(笑)。これだけは気をつけないといけません。

座っていて、常に腰や背中が自由に動かせる状態にあることが、こんなに快適だとは思いませんでした。また、私は帯を結んで座っていることも多いので、背もたれがないことも良いです。

PCに向かっていて、「ちょっと腰が重くなってきたな」「背中が張ってきたな」と思ったら、その場で手すりにつかまって前後左右。その程度の使い方なので、残念ながらダイエットやシェイプアップにはつながってませんが、腰痛頻度はぐっと少なくなりました。

別にメーカーさんやショップさんから何かもらったりは全然してないですけど(笑)、この二ヶ月ほどの使用感は、私にはとっても合ってる、というご報告でした。


敢えて難を言えば、座面が冷たいこと(笑)。クッションを敷くわけにはいかないので、薄いブランケット(滑りにくいもの)を敷いてます。夏はいいかも。

古今亭駒次独演会

新作も古典もいける、期待花丸二重丸の二つ目、駒次さんの独演会。今池末広亭では三度目(皆勤! て、何を自慢してるんだか)。

三流亭今壱 寿限無
古今亭駒次 生徒の作文
      ほんとの気持ち
~お仲入り~
   駒次 明烏

今壱さーん、「策伝大賞受賞!」おめでとう!!! (tv放送もあるそうです、5月2日(月) 午後3時15分~午後4時 (総合テレビ・全国)プロになる気はないのかな? 

駒次さん、見る度に安定感が増してます。楽しい明烏でした。生徒の作文の中に、「恋の山手線」ばりに愛知県の駅名を織り込んだ箇所を作って入れていて、楽しませてもらいました。

「ほんとの気持ち」は、いい話ですね。爆笑から一瞬で人情噺のテイストに移って終わるあたり、「公園のひかり号」もそうでしたけど、すごくいいですねー。「身体張っちゃう招き猫」にうるうる。ちょっと喬太郎さんの「布哇の雪」を思い出しました。
またぜひ名古屋にいらしてほしいです。

大須で江戸噺(4/23夜)

どうやら相当盛況らしい、と聞いて、昼の部はやめにし、夜に。

おお、グッズがずいぶん売れて少なくなってます。鯉朝さんが東京へいったん戻られて、グッズの補充にあたったとかで、前と違う、団扇などがありました。

いただいたチラシを見てびっくり。一枚ずつに、どう見ても手書きで、6人の師匠方のサインが入ってます。熱意にじーん。保存版にしようと、気をつけて鞄の中へ。

あまりに盛況なので、急遽24日の夜の部が「追加公演」決定の由。めでたいことです。

今 輔 飽食の城
圓 馬 高砂屋
夢 花 代り目
 中入り
全員 口上
柳太郎 テレクラじいさん
鯉 朝 置泥&寄席文字
米 福 妾馬

明らかに、初日より皆さん調子が良い感じ。身体はきっとお疲れだと思うのですが、気持ちが高揚しているのでしょうね。とくに「飽食の城」は抱腹絶倒、オチも大笑い。
鯉朝さんの「寄席文字」、いいなあ。。口上の際には笛も吹いてて、この師匠は多才な方なのですね。
どうぞまた、こんな企画がありますように。

徳川美術館

徳川牡丹2.jpg 徳川牡丹.jpg

ご門をくぐると、蓬左文庫前の牡丹がきれいです。徳川園内もさぞ、と思いますが、今日の本題は別。お庭はまた後日、ということで、美術館へ。

今の展示は「徳川将軍と尾張の殿様」。まずは歴代の尾張徳川家所縁の品々を拝見。

その後(これが本題)、受付でアポの詳細を述べて取り次いでいただき、学芸員の方に取材。というか、取材のための前段階のアドバイスをいただきにきた、というほうが正しいでしょうか。
私とほぼ同世代の学芸員の方(事前にお送りした拙著を楽しんで読んでくださった由。ありがとうございます)、とっても気軽に、いろんな「?」に答えてくださいました。
歴史上の人物のことを、まるで会社の上司について語るように話してくださるのに圧倒されつつ。めも、めもと。

詳細は、私の「企業秘密」ですので、ないしょです。
きっと、数年後には形にするぞ!!

こんな一日も。

もともと人付き合いが苦手な方です。友人も少なくて(苦笑)。

この歳になると、さらに新しい人と親しくなるのはとっても難しく感じるのですが、そういう垣根を簡単に越えてきてくれる方があって。自分から人に近づいていけない私には、とてもありがたいです。

そんな方と、いつもお世話になっている先生を交えて、さんざんおしゃべり~日頃あれこれ心の中に残っている「小骨」をたくさん抜いて、すっきり、です。

こういう時間も必要だなあ、と思って帰ってくると、家人が「取説」とにらめっこしています。

家電というのは一斉に壊れるらしく、この半年くらいの間にいろんなものが次々とだめになりました(買った時期が同じ頃だったのでしょうか)。一度に買い換えるのは大変なので、優先順位をつけて品定め。

10年使ったオーブンの故障引退を、この度補うことになったのは、↓。
どうも家人はパンを焼くことに興味を持ったようです。10年も立つと、ずいぶん機能が進化していそう。取説読むだけでも一仕事です。
さて、使いこなせるでしょうか。

大須で江戸噺(4/20夜)

落語芸術協会の若手真打ちさん6人が、5日間にわたって大須演芸場で寄席をやるとのこと。
とても楽しみ。いつの部に行こうかなあ。。と、前売り券(演芸場の窓口で購入。こちらはどの部でも有効のようです)を2枚、買いました。

6人の師匠方、前日入りして、大須商店街を「お練り」(?!)でチラシ配りなどされた由。見に行けば良かった。。。

さて、まずは4/20の夜の部に。

全員 口上
滝川鯉朝   英会話
桂米福    壺算
古今亭今輔  甲子園の魔物
 お仲入り
三遊亭圓馬  長命
三笑亭夢花  野ざらし
春風亭柳太郎 蒟蒻問答 

入り口付近で演者さんたちが客を招き入れてくれて、もぎりもしてくださる。こういうのうれしいですね。

幕が上がったら、毛氈に勢揃いで口上。口上があるとは思ってなかったので、なんか得した気分に。

新作あり、古典あり、また、震災へのチャリティーでいろんなグッズも売っていたり。名古屋だとどうしても普段は独演会中心になってしまうので、こういう雰囲気はうれしいです。もっとたびたびこういう企画してほしいなあ。

「出」の歩き方がとってもかわいかった(!)鯉朝さんの手ぬぐいを買ってきたら、「フクちゃん」が皿回しをしてる絵。とってもかわいい。

もう一回はいつにしようかな。

そうそう、演芸場のお茶子さんが「高座返し」をしていました。紺の着物、とってもよく似合って、こちらもかわいー!

写真は語る&新学期

私は生まれも育ちも愛知県ですが、両親が九州出身(父は長崎、母は鹿児島)で、今両親は鹿児島在住です。どうも、酒好きを始め(!)、母方の影響が強いのか、時々「鹿児島出身?」と聞かれることもあります。
【送料無料】婦人公論 2011年 4/22号 [雑誌]を見た両親とその周囲の人々は、写真があまりにも母にそっくりだと言ってウケているそうです。。。そうですか。。そうかも。

性格は、父に似ているんですけどね。かなり。

さて、今日は「講談教室」新学期初日。今期は「基礎編」「応用編」の両方を受講することにしたので、気合い! を入れて参りましょう。

張り扇 よーし! 手ぬぐい よーし! テキスト よーし! 着物、、あ、まだです、何を着ていこうかな。急げ急げ。

縦書きの譜面

譜面2.jpg 譜面1.jpg
「三味線に譜面てあるの?」「どんなの?」といったおたずねをいただくことがあります。

三味線音楽と一口に言っても、民謡系、琴・三絃系、義太夫、常磐津、清元、長唄といろいろありまして、譜面のあるもの、ないもの。またあっても、流派によって違うものなど、さまざまのようです。

私の習っている長唄には、3種ほどの譜面があるようです。私のお稽古していただいている先生のところでは、「研精会譜」と呼ばれる、縦書きの譜面を使っています。

歌詞が縦に書いてありますが、その右に書かれている数字が音の高さを表します。
三味線の音は、歌詞の左側に書かれている数字で読みます。歌詞のない部分(「合いの手」とか「合方」とか称されます)では、三味線の数字だけがだーっと並んでいることになります。

初めて見る方には、謎の暗号でしかないと思いますが、実は数字の「1234……」が「ドレミファ」に対応していて、#も♭もあったりするので、西洋音楽を多少習ったことがあれば、案外とっつき易い譜面です。江戸時代にはなかった(耳と口三味線だけで伝わってきたようです)のを、近代になって「譜面」を作ったので、西洋音楽と対応しているということなのでしょうか。
ただ、西洋音楽と違って、作曲者が譜面を書いたわけではないので、譜面はあくまで「目安」に過ぎません。流派や先生によって、解釈、唄い方、いろいろあるので、譜面にこだわったり、頼ってばかりいるのは「愚かな賢しら」と叱られます(^_^;)。

さあて。目下の課題曲は「京鹿子娘道成寺」。三三さんの出囃子にも使われています。
大曲です。。。。練習しますか。

老眼のきざし???

中学生の頃は、おかっぱでした(思い出したくないほど、校則の厳しい学校でした)。
高校生になって、髪を伸ばした頃にはやっていたのが、「聖子ちゃんカット」。親に頼み込んで美容院代をもらい、人生初のパーマでまねして見ましたが、手間も費用もひどくかかる上に、髪も傷む、痛む、痛む。

その後、やっぱり流行に乗って、「ワンレングス」に。前髪だけちょっと立ててたり。

ああ、思い出したくないですね。この頃のことは。生意気でお馬鹿で。。。。

その後、大学院、教員時代とずっとショートカットでしたが、小説を書くようになって、また髪は長くなりました。理由は、「伸ばして、かつ、まとめているのが、一番お金も手間もかからない」からと、あと、できたら「かんざし」を上手につけられるスタイルにしたいと思ったからです。

髪を伸ばすと、どうしても「枝毛」が出てきます。思えば、高校、大学の頃は、よく授業中、自分の髪を前に垂らしては、先生の目を盗んでちょきちょき、ぱつぱつ、していたものです。

今は普段まとめているので、その頃ほど始終枝毛と向き合っているわけではありませんが、でも、別の発見が。
昔のように、髪の先の枝毛に目の焦点がちゃんと合わないのです(中学の頃から、中程度の近眼です)。なんか、見づらい。面倒なんで、月に一度くらい、適当に毛先を切ってしまいますが。。。

これって、これって、もしかして。。。
うーん。来たか、ついに。

今のところ、文字を読むことには差し支えはないのですけれども。

人のフリ見て。。イッセー尾形。

今週は、
「そんな口出しするなら、あなたがやれば?」とか、
「そういうことは、思うのはしょうがないけど、口に出しちゃうのはどうなの?」とか。
人間関係って難しいな、と思うことがいくつか、お魚の小骨のように。
人の振り見て我が振り、ってことでしょうか。

そして、「人のフリ」と言えば。

行って参りました、「イッセー尾形のこれからの生活2011 in名古屋」

ひっかかった小骨を思いっきり引き抜いて流し込んでくれそうな舞台。

老若男女、様々なキャラが次々と登場して繰り広げられる、イッセーさんの世界。楽しませていただきました。
「ぶつぶつ子守」するおじいさん、「同伴出勤」するお姐さん、「あふれる在庫」に笑うしかない中間管理職男性、「がさがさ紙袋」をあさる買い物女性、「番外編」の「天草五郎」に、放浪の「フォーク歌手」、、、休憩はなし、イッセーさんの衣装やメイクのチェンジも全部固唾をのんで見守る独特の空間。

堪能しました。また行きたいです。「天草五郎」完結編、見てみたい。

「在庫、返品、新品!」は、喬太郎さんの新作にも近い雰囲気。お芝居とか落語って、やっぱりいいなあ。

桂文我独演会4/13

鯛蔵 のめる
文我 貧乏花見
三象 お忘れ物承り所
文我 片袖
文我 植木屋娘

私は、日頃あまり「ネタ出し」の会は好きではありません。
「今日は何の噺が出てくるかな?」って思いつつ、演者のマクラから自分なりに探りを入れたりするのが楽しいですし、落語家さん側の「旬」とか「体調」とか、いろいろあるんじゃないかと思うので。
ただし、文我さんのこの会に限っては別です。何しろ、演題聞いても「???」とか「!!!」て思うものがてんこもり。「それってどんな噺~!!!!」と、毎度毎度、興味津々で足を運びます。
今回も、3席とも面白かったです。江戸の「長屋の花見」とは、同じ話でも全然風情の異なる「貧乏長屋」(ウメさんの風呂敷~とか、お内儀さんたちの腰巻きの幔幕~とか、女性がたくさん出てくるのも面白いです)。
えーっ、この展開でそのオチで、やっぱりいいわけ~???と思った「片袖」。
うるさくて早合点だけど愉快な「大阪のおっさん」気分全開の「植木屋娘」。
いやいや、ごちそうさまでした。
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サマータイム、ならば、いっそ。

サマータイム、議論されているようですね。
どれくらい効果があるのか、素人には検討もつきませんが。

いっそのこと、不定時法にすれば、なんて思います。。。細かい「分」「秒」なんて単位は設定が困難ですから、現代では無理でしょうけれど。

でも、不定時法、いろんな意味で人に優しい刻みだと思います。冬は早じまい、夏は夕涼み。家人が勤めを退く時が来たら、我が家内だけでも不定時法暮らしにしたいものだと思ったり。

不定時法と現代の時間と、両方に使える懐中時計を持っています。時代物を書こうと決めた時に思い切って買ったもの。(残念ながら、楽天内で検索しても見つかりませんでした。下手な写真でごめんなさい。興味のある方は「江戸之刻」で検索してみてください)

平成式和時計 懐中時計 江戸之刻 ↓ 
付属の文字盤をまめに(月に一度です。二十四節季を確認しつつ)交換しなければなりませんが、それも季節のお楽しみ。懐中時計.jpg 懐中時計(部品付き).jpg

付いているのはの花札ストラップ。こちらもお気に入りです。

ささやかな選択肢

地方選の日。ちょっとだけ、まじめに考えて選んだことを、書くことにいたしました。

書いたもので、いくらかでもお金をいただけるようになって、何となく自分で「毎年の節目」と思っていることがあります。

「あ、これで今年は、自分の筆で奨学金を返済できる。。。。」

授業料免除や貸与・給与さまざまの奨学金制度。これらなしには、とうてい、長期にわたる大学、大学院での学業は続けられなかったでしょう。

若い人たちが、経済的理由で学業をあきらめるとしたら、つらいことだと思います。こうした制度の充実を、願ってやみません。そんなわけで、返済分を「筆でまかなえる」ことは、今の私を支えるモチベーションの一つなのです。

今年は、すこうしですが、去年よりがんばれそうなので、もう少しプラスしたいと思いまして、選びました ↓ 。

あしなが育英会による、「あしなが東日本大地震・津波遺児募金」。

震災の支援、義援金はいろいろあって、どの使い道も切実ですが、将来ある若い人たちとこんな形で「結縁」できたら、ありがたいことです。本当にささやかで、申し訳ないですが。

(郵便振替口座番号は 00130-7-776732。クレジットカードでも可能だそうです。関心のある方は、https://ashinaga.donation.fm/index2.html をご参照ください)







名古屋城の桜

一昨日の夕刻、お城へ参りました。ご門前から、にぎやかです。(すみません、私の後ろ姿です)
お城前.jpg お城と後ろ姿.jpg
「本丸御殿の工事」が進んでいます。工事用の現代櫓(?)の向こうに、しゃちほこの乗ったお屋根を眺めてみます(すみません、後ろ姿しつこいですね、もうやめます)。
工事で、石垣の一部をいったん崩したのかな? 石の一つずつに、目印のようなものがつけられています。
石垣.jpg 桜全景(園内).jpg 一方で、夕霞のような桜。ライトアップは節電で控えめですが、こんな風情がかえっていいです。
しだれ桜.jpg 大島桜.jpg
枝垂れ桜に、大島桜。染井吉野以外の桜がいろいろあるのも、名古屋城の楽しみ。「御衣香」はまだ堅いつぼみでした(「時平の桜、菅公の梅」で貫之が見つけてきた桜です)。また後日伺いましょう。
大島桜(アップ).jpg 大島桜は、花が大きくて目立ちます。多くの方が足を止めていました。時平公のお好きな桜はこんな感じ、、と私は勝手に決めてます。
お休みどころを見ると
金シャチ焼き.jpg 鯛焼きではなく。あんとカスタードの2種があります。
本丸工事は賛否両論ありましたが、、、この頃「おもてなし武将隊」の活躍もあって、お城に足を運ぶ方も増えている由。人々が憩える場所が増えるのはいいことなのかな。一つだけ個人的に残念だったのは、庭園に以前にあった椿の木が、工事の関係で相当減ってしまったこと。立派なものがたくさんあったのですけれど。残っていたいくつかのうちで、絞りの美しい一輪が夕闇に映えて艶やかに、可憐です。
絞りの椿.jpg はち丸くん.jpg
暗くなった頃、はち丸さまに見送られて、帰途につきました。

書評&「私の書いた本」

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 我ながら、なんでこんなに気づくのが遅くなったかと悔やむことしきりですが、「小説宝石」四月号新刊ブックガイド「極上の本を愉しむ」にて、東えりかさんが【送料無料】時平の桜、菅公の梅の書評を書いてくださっていました。うれしくありがたいお言葉が多数。締めには「余人にはかけない独特な作品をものにして欲しい」と。おお、ハードル高い。でも、がんばります、ありがどうございました。

 また、昨日ご報告の「婦人公論」、どうやらすでに店頭に並んでいるようです。こちらも見ていただければ幸いです。

実生の椿

 最初の単行本【送料無料】源平六花撰に「常緑樹」というお話を書きました(源義経の母、常盤御前と、その最後の夫、大蔵卿長成のお話です)。
 その中で、「実」から椿の花を咲かせることについて触れています。
 このお話を最初に書いた頃に、実際に試みましたところ(実は、近所の公園のもの。お掃除をされていた職員の方からいただいてきました)、今年になって、何とか花を咲かせてくれました。
 まだまだ細い木ですが、咲かせてくれた真紅の花に思わず「健気よのう。。。」

 今後もがんばって伸びてね。お世話します。

 えーと、恥ずかしながら、ご報告&宣伝です。今週木曜発売【送料無料】婦人公論 2011年 4/22号 [雑誌]、「私の書いた本」というコーナーに出させていただきました(にいっと大笑いの気楽な顔写真、申し訳ありません)。小説を書くようになったいきさつやら、『時平の桜、菅公の梅』のことやら、いろいろとお話させていただいています。お手にとってくださる方があれば、幸いに存じます。
(「婦人公論」の関係の皆様、本当にいろいろお世話になりました。)

ちょっとおつかれ。

ちょっと早いけど。
おやすみなさい。
また明日。

情妙寺寄席&桂米團治独演会

この週末は我が家には珍しく、上方落語の会を二つ。
(ほんとは大須の市馬さんの会にも行くつもりだったのですが、夜に予定が入ってしまいキャンセル。市馬さんは6月にも名古屋で会があるので、そちらを楽しみにしています)

情妙寺寄席
まん我 近日息子
文我  居残り
まん我 桜の宮
文我  初音の鼓

親子会ですね、今回は。
このお二人はいつも熱のこもった、たっぷりした落語。良い気持ちになれます。お寺のお座敷にいっぱいのお客様、皆さんよく笑っておいででした。(ここの太鼓はものすごく響いてくるのでそれだけでもなんとなく笑えます)

「居残り」は江戸の噺という印象がありますが、文我さんの演じる居残り男、軽妙かつ貫禄があって、豊かさを感じました。まん我さんの「桜の宮」はとても好きな噺。一人ずつの人物がくっきり出てきて、ドタバタになっていく展開にスピード感があります。

文我さんは地震の折、東京においでだった由。地震から投宿までの大変な経緯を、笑わせながらしっかり語ってくれました。会場では当然募金も行われていました。

米團治独演会
團治郎 煮売り屋
米團治 鶴
米紫  ろくろ首
米團治 らくだ
米團治 親子茶屋

こちらの会場でも募金箱。米團治さんが「こちらの元気をぜひ東北へ」と明るく熱の入った会に。

上方の独演会は、江戸と違って前座+中へもう一人、の形式で5席、ということが多く、そのお二人がたまにこちらの好みと合わない、なんてことも時折あるのですが、この会はそういうことはなく、とても良かったです。「煮売り屋」の道中の風情、「ろくろ首」のお婿さん、いずれも楽しく聞きました。

「居残り」同様、「らくだ」も私の中では「江戸」分類だったのですが、米團治さんは屑屋さんの変貌していく展開をきっちり、かつやわらかく見せてくれて、ひと味違う「らくだ」でした。また、「親子茶屋」は「人間国宝の息子」であるご自分の難しい立場を逆手にとって、おそらくほかの落語家さんではかなわない「親子」の道楽ぶり。
全般、とにかく明るく楽しい会でした。

お礼参り2

さて、肝心の主役、時平公は。
残念ながら、京都には時平公を祭ったところはないようです。(千葉にあります。ぜひ近いうちに行きたいです)

ただ、天神様のすぐとなり、平野神社は桜の名所。こちらは平城京からお遷りになったという由緒ある神社です。
桜は、時平の特に愛した花、と私は設定しております。なんとなく所縁な気分になって(←こじつけ?)、こちらへお参り。
DVC00106.JPG DVC00107.JPG DVC00109.JPG
染井吉野はまだつぼみですが、咲いている桜も。入り口近くの枝垂れには多くの人が。
本殿の前の舞楽殿に、歌仙絵と思われる額があって気になったのですが、残念ながら、遠くてよく見えません。DVC00124.JPG
お社を出たところには、そろそろ終わりかな、の河津桜。この緑と混在する感じが、実は平安の桜に近い気がします。
DVC00126.JPG

この後、「時平の桜、菅公の梅」で大変お世話になった先生のお仕事場へご挨拶に伺って、このたびのお礼の旅は無事に終了。
さて、次は、次は。
何を書きましょう。すてきなご夫婦の話を、書きたいと思っているのですけれども。。。。いつか必ず。

お礼参り1

今回の京都日帰りは、「時平の桜、菅公の梅」のお礼と、次作への祈願が目的です。
まずは、北野天満宮。
DVC00040.JPGDVC00094.JPG DVC00045.JPG
もう梅はおしまいかと思っていましたが、まだまだ満開の木も。境内の梅園公開は終了しているものの、あちこち、十分梅を拝見しました。
道真公のお屋敷を「紅梅殿」と呼ぶようになったのはいったいいつ頃か、確証はないのですけれども。「梅が太宰府目指して飛んでいった」というのですから、愛していらしたのでしょう。
DVC00044.JPG DVC00046.JPG
境内には牛の像が多く見られます。梅王丸が牽いていたのはどれでしょう。。。

受験も一段落なのでしょうが、それでも大勢の参拝者。中に混じって、絵馬を奉納して参りました。今やこんなに多くの崇敬を集める神様を、「悩める、誤解されやすき、一人の男」として書いてしまいましたよ。。。丁重にお参りしたのですが、なぜか、私がお参りしている間だけ、晴天なのに雨がはらはら。うーん、叱られているのでしょうか。


プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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