歌謡曲の謎



 三味線を始めて、そろそろ5年くらいになります。
 始めは、お稽古している長唄一辺倒だったのですが、少しずつ興味があれこれと。なかでもこの頃のお気に入りは、寄席で「俗曲」と言われている分野です。「長谷川平蔵が~」の柳家紫文さんもとても好きなのですが、ああいいないな真似してみたいとこの頃切望するのが、檜山うめ吉さん。
 年齢不詳の美女(人魚の肉食べたでしょ、って感じの方です)。儚げで美しくて、でも楽しい。
 ただ、こういうのを聞くと、現代の「演歌」の枠組みにいろんな疑問が湧いてきました。
 それを解き明かしてくださった本が↓。

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 目から鱗がいっぱい、落ちました。今度、「昭和50年より前の曲しか歌ってはいけないカラオケ大会」をやろうと思います。
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古今亭菊之丞 独演会

 落語家さん、誰のファンですか? と聞かれたら、多分、「立川談春さん、柳家喬太郎さん」と答えるでしょう。「柳家喜多八さん、柳家三三さん、も捨てがたいです」と付け加えつつ。
 じゃあ、「ご贔屓は誰?」と聞かれたら。
「古今亭菊之丞さん、春風亭百栄さん」

 もちろん、他にも、「聞きたい!」人は大勢おいでですし(上方の桂文我さん、桂まん我さん、も捨てがたいですし)、小三治さんみたいに「別格」の方も。

 ただ、この「ご贔屓」という言葉の持つ感じ(私の勝手な思いこみかもしれませんが)に合うのは、ここのところ、このお二方。

 さて、今日の独演会は。
 春風亭一力 子ほめ
 古今亭菊之丞 幾代餅 二番煎じ

 幾代餅はもっとたっぷり聞きたいな、と思いましたが、そう思わせるところが良いところなのかも。
 しかし、二番煎じは、その「もっとたっぷり」を十分に満足させてくださるものでした。

 ああ、名古屋市の興行師の皆様! お願いですから、菊之丞さんをもっと、名古屋に!!!
 
 ↓本も買っちゃいました! サイン入り(サインは公開しないことにします)。実は、前から欲しかったのですが、独演会で買えばサインが入っているだろうと思い、我慢していたのです。
 高座の後、ご自身がロビーに出ていらして、お客様に丁寧に頭を下げていらした様子も、とても素敵でした。師匠、またぜひこのあたりへいらしてくださいね。

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先週の着物から(2/27)

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 私にしては「渋派手」系です。
 着物をよく着ていると、時々頂き物をします。「これあなたに合うと思うの。使ってくれる?」なんて言っていただくと、本当に嬉しいですね。
 この帯はそんな1点。早速、合いそうな着物を箪笥から探しました。

 そしてもう1揃い。

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 こちらは、今日これから、「古今亭菊之丞独演会」に着ていこうと思っています。春らしい感じにしてみました。空模様が心配なので、着物は化繊です。
 化繊、て嫌がる方もあるようですが、あれこれ気にして着られないより、割り切ってどんどん着た方が楽しいと、私は思うのですが。
 古着ですが、仕付け糸が全部綺麗に残っていました。素敵な春色なのに、一度も着てもらえなかったんですね。これから私がどんどん着ますよー、と着物に呟いてみたり。
 帯も掘り出し物。椿と梅の取り合わせに「!」と思って我が物にいたしました。

春です。

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「月照」という良い名前の、椿です。ベランダに少しずつ春が。
椿が好きで、小さなベランダに、いろんな鉢を置いています。自分の作品の登場人物を、勝手に「椿好き」のキャラにしちゃったり(良かったら『源平六花撰』所収の「常緑樹」を御覧くださいませ)。

 そろそろ、部屋の中も春モードにしたいかな、と思うのですが。

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 まだ「おこた」はご入り用みたいです。

さてこの続きは。

 デビュー前、私は鈴木輝一郎先生の小説講座に通ってました。
 (その頃はNHKのカルチャー内。今は中日文化センター岐阜で開講)
 その頃の課題の一つに、「お題(ワンテーマ)をいただいて何でもいいから四〇〇〇字書く」というのがありましたが。
 今日、思わず携帯のカメラで撮ってしまった写真。「お題」にしたい様な風景です。
 場所は交通量も相当多い街中、ビル脇の道路。歩道に男性の靴が、片方。写真では分かりにくいかもしれませんが、かなり綺麗に磨かれた靴で、捨てたとは思われません(もしこれをここで捨てたら、これは不法投棄でしょうし)。
 車に乗る人が、忘れた? それとも?
 この靴は、なぜここに片方あるのか。持ち主は今? 
 現代物は書けない私ですが、あれこれ考えてみたくなってしまいます。
 

大岡越前♪

 人と会っていて、その人の携帯の着信音に「へぇ~」とか「ふぅーん」とか思うことが時々あります。お三味線の師匠の方のバッグから、B'zが流れてきたりとか。

 私は、ひねりも何にもありませんが、「大岡越前のテーマ」(正式な曲名があるのでしょうか? 再放送のTVでエンディングにかかる、あれです)。山下毅雄さんの曲はどれも好きですし、加藤剛さんのファンでもあるので。。。
 「特捜最前線」のエンディング「私だけの十字架」にしようかとも迷ったのですけれど。

 ときどき、好きな落語家さんの出囃子と同じのにしようか、とも思うのですが、ダウンロードできるところを、今のところ探せずにいます(こういうことに疎くって。。。)。
 談春さんの「鞍馬」とか、喬太郎さんの「まかしょ」、菊之丞さんの「花見踊り」(花見踊りのいわゆる有名な合方じゃなく、後半のところを使ってらっしゃるのがまたイイ)あたり。

 ただ、出囃子は、すごくシリアスな場面で鳴りだすと微妙かしら、とも(「相棒」で、鑑識の米沢さんの携帯が、志ん生師匠の「一丁入り」。分かっていても笑えます)。

 やっぱり当分「大岡越前」のままかしらん。
 ビビリやの私には、ゆっくり鳴り出してくれて有り難いのですが、穏やかすぎて、着信に気づかないことがしばしばあるのが、ちょっと難点です。

健康診断

 ちょっと前に受診した健診の結果が来ました。

 姫さまは毎年健診受けてるのに、飼い主の私は勤務先を退職して以後、全く行ってませんでした。何年ぶり?

 恐れていた肝臓関係の数値は、奇跡的に(?!)セーフ。日頃からちょっと高めの家人が「君の方がたくさん飲めるってことなんだなあ」と不服げ。
 ああ! でも体脂肪が。コレステロールもちょっと高め。運動不足なのは重々承知です。
 折しも、今朝、どこかのTV番組で「食事のみで減量するのは老化につながる」などと。
 やっぱり、運動しますかね。。。

 運動神経、マイナスです。鈍くさい、とは私のためにある言葉。

 健康のためと割り切って、ひとりマイペースでできること、って考えるんですが、続いた例がありません。。。でも、何か考えましょう。

 姫さまはいいなあ。いつ行っても獣医さんが「標準です。とっても健康」って。

本が出るとき。

『時平の桜、菅公』の梅、おかげさまでまもなく刊行です。

 友人から「良かったね、嬉しいでしょ」と言われます。書いている最中って、つい自分勝手になっています、きっと。黙って見ててくださる方は有り難いです。
 皆さんにごめんなさいとありがとうを。

 1冊目の時は、ただただ本の出ることがひたすらに嬉しかったのですが、2冊目、3冊目と来るにつれ、嬉しさに不安や恐怖も一緒になってどどーっと押し寄せてきます。
 全然売れなかったらどうしよう、あちこちにご迷惑かけたらどうしよう、次のお仕事がなくなったらどうしよう。。。。。

 考えても仕方ないのですけれども。

 この1年、天神様を見かけると、お参りする癖がつきました。「あんなふうにこんなふうに道真さまを描いてしまってごめんなさい。でもどうか一人でも多くの方に、お二人の物語を読んでいただけますように」と。
 時平さまをお祀りしている神社はさすがにどこにもないだろうと思っていたのですが、あるんですね!! 見つけましたよ、千葉県八千代市!
 ぜひ、今度、ご参拝させていただきます。

ねこの日

 2/22、にゃんにゃんにゃん、で、ねこの日、なんだそうです。

 我が家の姫を紹介いたします。

 この子が縁あって我が家に来たのは2006年。私はあちこちの新人賞の情報とにらめっこしながら、投稿作品を書いたり、構想を考えたり、調べ物をしたり、を繰り返す日々をおくっていました。
 ちょうど、姫が来た時に書いていたのが、オール讀物新人賞をいただいた「平家蟹異聞」。以来、我が家の「招き猫姫」として君臨中。キャットフード以外に、納豆やヨーグルトも召し上がる、なかなか渋い好みの姫君です。

「怪獣使いと少年」とカラスの赤ちゃん

 一昨日の夜のことです。
 土曜の夜8時は、たいていBSイレブンの「柳家喬太郎の粋ダネ!」を見ています。今回のゲストは団時朗さんでした。
 喬太郎さんはウルトラシリーズお好きです。噺の中にも飛び道具のように入ってきて、いつも面白いこと面白いこと。もちろん話題は「帰ってきたウルトラマン」のことに。(そうそう、やっぱり「ジャック」じゃなくて、新マンでしょう、とは、家人の弁)

 で、番組を見終わってから、話題に上っていた「怪獣使いと少年」をDVDで家人に見せてもらいました。
 すごい。切なくて、哀しくて、いい話ですねー。考えさせられます。

 ただその後、印象的な哀しい場面のBGMで流れていた、童謡らしきメロディに私の記憶の奥底が反応。「なんだっけ、あの曲、なんだっけ。。。ほらほら、♪こ~けこっこのおばさんに♪だよ、ね」
 こういうときは、ネットの便利さを痛感。曲は「カラスの赤ちゃん」と判明しました。
歌詞を改めて見たら、「実の親とはぐれた動物たちが、養い親、あるいは助けてくれた他の動物たちの特徴を欲しがる」という内容。まさに、「怪獣使いと~」の内容とぴったり。うわあ、ウルトラシリーズってこんなところにまできちんと計算されつくしているんだ、と改めて感動したのでした。

♪カラスの赤ちゃん、なぜ鳴くの。こけこっこのおばさんに、紅いお帽子欲しいよ、紅いお靴も欲しいよ、ってかあかあ鳴くのよ♪

 RCサクセションのバージョン、というのもあるようです。

先週の着物から

紺地に白抜きの小花柄の縮緬に、かわいい人形の柄の帯を締めてみました。画面では白く見えるかもしれませんが、薄いピンクです。おひなさまというわけではありませんが、なんとなく、こういう風情は今頃かしら、と思います。
着物が好きで、よく着ています。
四十を越えて体型が変わってきて(~_~;、ますます着物に傾いていくようになりました。
(着る度に、怠惰な己の生活を突きつけられるようで、洋服は苦手です。。。逃避? まぁいいじゃないですか)

もっぱら、古着です(大須とかヤフオクとか)。この着物と帯も、どちらも確か、ン千円……。
まだまだ着られそうな、かわいい着物や帯が千円とか二千円で売られているのを見ると、ついつい目が(足も)止まってしまいます。
お金も収納場所も考えて、ちゃんと「仕分け」しないといけませんね。ふぅ。。。

白石加代子百物語第二十八夜

百物語、久しぶりです。
今回は、じっくり、時代小説の巻。

『剣客商売』より「天魔」(池波正太郎)
「幻談」(幸田露伴)

剣客商売は、原作、TV時代劇とも大好きです。情景がとても目に浮かびますが、、、どうしてもTVで見た俳優さんをキャスティングしてしまいますね。(ああ、藤田まことさん、、合掌)

「幻談」、含蓄に富んだお話。こういう、色々解釈の余地のあるお話、とても好き。

それにしても、白石さんて、きっと言葉と空間の「魔女」なんだ、と思います。

これで九十二話だとか。ああ、これからも楽しみ、楽しみ。

神田京子先生の講談教室

月に1回、教えていただいています。今日で5回目。

「真田幸村大阪城駆けつけ」とか、「鉢の木、佐野源左衛門駆けつけ」など、古典のほんの一部ですが教えていただいて。
大きな声を出すと、テンションが上がっていいですね。

さらに、「3分で分かる『徂徠豆腐』」。
次回(3月)はこれを自分でやるんですね~。上下切ったり、江戸弁っぽい台詞をすらっと言ったり、なんて、、、できるかな?

「照れるとかえって見苦しいです。自分を出し切っていきましょう!!」とは、京子先生のお言葉。
家に誰もいない時に、こっそり練習したいと思います。

立川こしら独演会

落語にはまって、何年か経ちます。
この人の噺を生で聞くのは初めてだぞ、という落語家さんの独演会は、既にお気に入りの落語家さんの会に行くのとは違う、ワクワク感があります。

立川こしら
看板のピン、巌流島、天狗裁き

時々、ふっと素の顔がのぞいてしまう雰囲気が、なんとも好ましい感じがしました。これからどんな世界を作っていかれるのか、楽しみな落語家さんがまた一人。

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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