日帰り 桑名小旅行

物書きなんてやってますと、取材や打ち合わせ以外で遠出、
ってついついおっくうになりますが、そんなところをお友達に引っ張り出していただきまして。
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なばなのチューリップ1 なばなのチューリップ2 なばなのチューリップ3

桑名の七里の渡し近くにある「船津屋」さんでのランチに、
なばなの里で満開のチューリップを見るという、ほっとするような小旅行。

新しいお友達――というには恐れ多い、
人生の先輩にも出会うことができまして、楽しい一日でした。(#^.^#)
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テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

春。

おふとんあずさ 春眠暁を覚えず……?

現在の住まい、この春から全体の外壁改修が始まるとのことで、あれこれ片付けをしなければなりません(実は苦手(>_<)。

でも、懸案だったものをがんばって片付けるのは、気持ちがいいです。

……というわけで、滞っていたブログもちゃんと更新しよう。
なぜか、ちょっと前から「拍手」をいただけることがすごく減ってしまいました。
アクセス数は変わらないのに、なぜだろう……?
ご訪問くださった方、よろしければぽちっとしてやってくださいませ。
実は励みにしております。

で、この半年以上、心の中でひっかかっていたことを、今日は書いてしまおうと思います。
気持ちの整理、です。

とある方から言われた、とある一言。去年のいつ頃でしたかしらん。

「……泥臭いのはいやなのよ。この道で何が何でも、みたいなのは。
 良いところの奥様が、案外やらせると玄人より良い、なんていうのがいいの。
 ね、そう思わない?」

原文ママではありませんが。。。。まあおおよそこんなことを。

ああ、なんか誤解されてる+この方とは、生きてる世界が違うな。って。

「そうは思いません、全然」 とは、もちろんその場では言わ(え)なかったけど。。。

この道で何が何でも、っていつもいつも思っています。
だから、いつもいつも不安だし、不満だし。
ただ、書くことの不安と不満は、結局書き続けることでしか解消できない。

文章なんかでやっていこうなんて、そういうものだと思います。

ありがたいことに、私は、相方がいわゆる勤め人なので、自分の文章やしゃべりが思うように売れなくても、即刻衣食住に困るわけではありません(感謝(^∧^)。でも、行動の自由度は当然下がる。
本を買ったり、何かを見たり聞いたり習ったり、という、自分の「芸」を伸ばすための余裕なんて、すぐ吹っ飛ぶのです。

そういう意味では「泥臭い方」にいますよ、ええええ。研究者だった頃から、ずっと。

そういえば、大学院生の頃、「なんで親にもっと頼らないの?」と聞いてきた知人がいたっけ。。
あのね、授業料免除と奨学金を最大に使わないと大学も大学院も行けない人間には、もともと親に頼るなんて選択肢はないんだから。

ああ、もっと思い出した。
授業料免除の書類を抱えて研究室にいたら、とある先輩が話しかけてきた。
「お父さん自営業? そうじゃなくて免除規定通るなんて、よっぽど……」と言いかけて、はっとしてその先輩はやめた。
「よっぽど、なんですか(-.-#)」っていう顔を私がしたからだろうな。
(今思うと、これは多方面にいろいろ失礼な発言だと思う)

私の父は、家庭内ではなかなか横暴でしたので、気持ちにおいて、父を全肯定はできません。でも、たいそう真面目な働き者でした。その道では良い職人でございました。ただ、その産業はたいへん斜陽で、、、務めていた小さな町工場はどんどんと傾いていった……。

収入が少ないことは、辛いことはありますが、恥ずかしいことではありません。

ああ、そういえばこの知人と先輩は、現在二人とも国立大学の教員です。
(しかも教員一族だったな、この二人)。。。
学生さんに不用意なこと、言ってないことを祈ります。。

などと「いったい何年越しに根に持ってる……?」という怒りや不満をぶちまけても、「うんうん」とウイスキーを飲みながらうなずいてくれる、相方に、心から感謝の意を。。。。

なんとか今年も、文章で得たお金で奨学金が返済できそうです。
お稽古事も続けられているし、落語にも行けるし、何より、本もけっこう買えている。。。さらに、お酒も飲める。
これらのことに、心より、感謝。

さあ、部屋の片付けを続行です。




テーマ : ひとりごと
ジャンル : 学問・文化・芸術

おひなさま。

おひなさま

今年もどうにか出せたおひなさま。

本当は、専用のガラスケースに飾るのですが、
とてもそのケース分のスペース、リビングに確保できないので、
仮御所をお作りして、お出ましいただきました。

小さなおひなさまです(隣の茶筅と比べてみてください)。

子供の頃は、よその大きな段飾りがうらやましかったけど、
今となっては、これで良かったよね。

さて、いつしまうかな。。。

なんとなく、「新暦の3/3に間に合うようにだして、
旧暦の3/3まで飾っておく」というのが、ここ数年の
習慣になっています。


テーマ : 季節を感じること
ジャンル : ライフ

「赤よろし」じゃないの?

テレビを見ていて「????」

私は花札全然知らないので、間違っていたら、ごめんなさい。
あくまで、今思いついたことを。

花札には「赤短」という札があるんだそうですね。
赤短冊

松と梅に書いてある文字、「あかよろし」と読む。
……そこまではいい。

意味は「明らかによい」だというのですが……????

平安の古文に慣れ親しんだ者からすると、
ものすごく違和感があります。

「あか」で「明らかに」となる古文の形が思いうかびません。
(語彙的にも文法的にも)
それに、「よろし」は「よし」に比べると、落ちるんです。
「まあよい。悪くない」くらいの意味です。
(よし/よろし/わろし/あし  の順だと思う)
「明らかにまあよい」なんて、変じゃないですか?

単純に「(どっちかっていうと)赤の方が良い」じゃないのでしょうか。

梅ならば 紅梅と白梅があるけど、あえてどっちがいいか、って言われれば「紅」かな。。

松ならば 赤松と黒松があるけど、あえてどっちがいいか、って言われれば「赤」かな。。

もう一つの桜に「みよしの」とあるのは、桜の名所はいっぱいあるけど、
あえてどこか一つ、って言われたら、吉野(「み」は接頭美辞ってやつです)がいいかな、
っていう意味だと思うんですが。

ああ、本当のことが知りたい。
誰か、花札詳しい方、ご存じだったら教えてください。

テーマ : ことば
ジャンル : 学問・文化・芸術

まいコメダ。

コメダのチケット

自宅から至近のコメダがついに分煙になったので、
とうとうコメダのコーヒーチケットを。

「まいコメダ」ができると、なんかやっと本当の名古屋人になった気がする……なんて(笑)。
先日、とうとう打ち合わせにも「近所のコメダでもいいですか?」と言ってしまった。
前は近所のホテルのラウンジとかにしてたんですが、
近頃のホテルラウンジは、どこも「ランチビュッフェ」流行りで、
とても落ち着いて打ち合わせなんてできる空間ではないんです。。。
(名古屋の場合)
コメダの方が空間としてはよほど打ち合わせ向き。

さてさて。

最近、名古屋人になったなあ、と思うことがもう一つ。
これも、「お茶習慣」がらみなのですが。

「お茶会のお誘い」を時々いただくようになりました。

名古屋は茶道が盛んです。
今はどうだかわからないけれど、私が大学に入った頃、
ご近所では、「女子は高校を卒業したらお茶とお花に行く」のが
ごく普通でした(特に裕福なおうちでなくても)。

でも、私は行かせてもらえなかった……母が「そんな必要はない」と。
その頃の私は、むしろそんな母の言葉を鵜呑みにしていたから、
不満にもなんとも思いませんでしたが。。。。

たぶん、他地域出身の母には、本当に無意味でぜいたくなことにしか
見えなかったんだと思う、、それは無理もないです、しかも、
その当時の我が家の経済状況を思うと。

父と母は、結局名古屋にとけこみき(れ)ることなく、
私と弟が独立した後、九州へ帰って行きました……。

でも、結局名古屋に根を張ることになった私は、
今になって「お茶文化」の強さを知るのです。

単に、作法や書画骨董の趣味心得というのではなくて、
「人とゆるーくつながる」ための、素晴らしいシステムなんだな、と。
もちろん、それは、今私がついている先生が、素敵な人だから、
ということも大きいのですが。

お茶を習い始めたことで知り合えた人、
知ることのできた世界がたくさんあります。
ふと気づくと、そうした人々と世界に、あちこちで
助けられていたり。

これ、お茶に限りません。
伝統のある和物のお稽古に行って、
その先生が素敵な人だと、必ずこの背景がついてくる。
長唄も端唄・小唄も、私にはとても素敵な「人背景」を
もたらしてくれてます。「文化財産」だと思います。

以前、昔家庭教師をしていたときの教え子さん(女の子)のお母さんから、
縁談の紹介を頼まれたことがあります。
とても美人で性格も穏やかで良い子なのに、なぜか縁遠かったみたいで……。
でも、私にそんな人脈があるはずもなく。
ふと、「何かお稽古事は?」と聞いたら、「英会話くらいしか……」
(私に何の力もないと悟ったようで、あれっきり、
 このお母さんからはまったく連絡がありません、どうしているのかな)

裕福なお宅なのに、なぜお茶お花、謡い仕舞い、
唄三味線。。。習わせなかったのでしょうね。。。
と今になって思う。というのは、お茶つながりで「紹介」された縁談を
いくつも目の当たりにしたからです。
そのネットワークのものすごさといったら。。。!

……で、(なにが「で」だ(苦笑)
ともかく、今度の初釜には、師匠にできるだけ恥をかかせないように、
せめて最低限の客作法だけでも、しっかり復習せねば!
と思うのでした。(~_~;)





テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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