告知板 2017年版(9/16更新)

**お仕事関係の告知板です。日記の最新は、この次からをご覧ください**

ブログ訪問、ありがとうございます。
奥山景布子と申します。小説家です。
歴史物、時代物、書いております。どうぞよろしく。

・小説すばる10月号に短編「猫返し」掲載されています。
音四郎、お久、お光が遭遇した、安政二年の大地震。。。
三人はどう乗り越えていくのでしょう。
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・名古屋栄のNHK文化センターでの文学講座、10月からのお知らせです。
詳細はセンターのHP(こちら)をご覧ください。ネット上からお手続きもできます。
王朝の女たち(日記と物語から)-看板

・さらに、こんなスペシャルな講座も。同じく、NHKカルチャー名古屋です
平家コラボ公式看板
・ミュージカル「山三と阿国」、オーディション無事終了しました。
 キャスト発表、上演情報など、順次こちらでもお知らせいたします。
詳細は名古屋市文化振興事業団のHP(こちら)をご覧ください。
山三と阿国看板

「恋衣 とはずがたり」文庫になって再登場。
中公文庫より発売中です。
とはず表紙
長らく、入手困難となっておりましたが、このたび、
装いも新たに 中公文庫から刊行されることになりました。
  上皇の寵姫から流浪の尼へ――波瀾万丈の生き様を綴った母の日記。
  実母の素性を初めて知った娘は、
  母とは対照的に、平凡な 「家の女」として日々を過ごし、
  そろそろ老境にさしかかろうとしていた――。
  母の赤裸々な告白の書を娘はどう受け止めるのか。
  母、娘、それぞれの「女の生きざま」とは……。
巻末には、『<悪女>論』など、魅力的な論考でおなじみの
中世文学の研究者、田中貴子先生(甲南大学教授)が解説をお寄せくだ さいました。
単行本を未入手の方は、これを機会にぜひ。
どうぞよろしくお願いいたします。

以下、既刊のご案内、新しい順に。
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「この男が落語を生み出さなければ、
今の我々の幸せはなく、今の我々の苦しみもなかった」(柳家喬太郎師
「喜怒哀楽がしみこんだ人情味たっぷりの土から、「咄」という名の新芽が次々顔を出す。 
寄席に行きたくなります!」(ミムラさん
*第22回中山義秀文学賞最終候補作品。


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音わざ吹き寄せ [ 奥山景布子 ]
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 「落語のうまみもギュギュッとつまった作品揃い。 
いつか演じてみたいな、奥山さんの『新作落語』」(立川志の輔師

   
(「太閤の能楽師」:本屋が選ぶ時代小説大賞2014最終候補、歴史時代作家クラブ賞作品賞最終候補、
 「びいどろの火」:第15回松本清張賞最終候補)

 
(「源平六花撰」:第78回オール読物新人賞受賞作「平家蟹異聞」所収)

続きまして、集英社みらい文庫。
若い世代に古典と歴史と物語を!の精神で、書き続けております、どうぞよろしく。

       



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テーマ : 時代小説
ジャンル : 小説・文学

イマスケ覚醒/岐阜で生わさび/桂九雀 吹奏楽落語

8月後半から9月これまでに聴いた落語会、その他、のレポが全然間に合っておらず。
今日、まとめて掲げたいと思います。
まとめるのって申し訳ないみたいな気がするんですけど、今週末もさらに続々と予定が……。
これではたまる一方。。すみません。

まずは、てんしき杯後のプロの会、明けての、「イマスケ覚醒 in シネマスコーレ」から。
イマスケ覚醒


月亭遊方 古今亭今輔  オープニングトーク

今輔  雑学刑事

遊方  オオサカ・シネマロケンロール
                        ~中入り~
遊方 今輔   対談

今輔  ペトロフの決断/影武者

「同世代あるある」が大好きな、今輔さん。
今回は、上方新作派のエース、遊方さんをゲストに。

遊方さんとは、てんしき杯の審査でもごいっしょさせていただきました。
熱くて真面目で優しい方です。高座にもとってもそれが現れていますね。
すっごくまじめにふざけている、っていうのかな。
おひとりで吉本新喜劇ができちゃう。

さてさて、今輔さん。
どんどん前へせりだすような芸風の方が多い中で、
どこか自分を引いて見ている、
でもクールっていうわけじゃなくて、「穏やかに冷静」なんだけど、
頭の中では実はすごく素っ頓狂なことを考えている、
という、希有な存在だと思います。
センス抜群です。ぜひまた聴きたいな。
今輔さんのお扇子

続きましては。

岐阜で生わさび in 岐阜市文化センター

鵜飼家もみじ  権助提灯

柳家わさび  ちりとてちん/露出さん
                       ~中入り~
質問コーナー

わさび  エアコン

もみじさん。てんしき杯でも健闘しましたね。
高座姿がかわいい、けど、奥さんとお妾さんがどぎつくて(笑)。
今時の女子落語は、こうでなくっちゃね。

わさびさん。
脱力系……? と見せかけての、才気。
ちりとてちんの顔芸は見事でした。。こう来たか! と。
そしてそしてもうひとつ、こう来たか!
まさか、春風亭百栄さんのあの名作(?!)「露出さん」にここで出会うとは!!!
百栄さんとはまた違う風情で、笑いの止まらない1席。

中入り後のトーク、さすが、笑点で鍛えられている方です、
客席から寄せられた質問への切り返し方がお見事。

エアコンはご自身の新作。
これ以前に喬太郎さんの会で聴いたのですが、
とってもよく出来たお話。
そういえばちょっと喬太郎さんの作風の一種に近いかも。

注目度の高い二つ目さん。今聞き逃すと損ですよー、みなさん。


さて、もう一つ。

桂九雀 吹奏楽落語 in 西文化小劇場

桂 九ノ一  兵庫船

桂 九雀  茶の湯

セントシンディアンサンブル
  あの日聞いた歌/大滝詠一メドレー~幸せな結末、熱き心に/小林亜星メドレー

  ~お仲入り

吹奏楽落語 忠臣蔵

前回、「考古学落語」がとても面白かった九雀さん。
今度は「吹奏楽落語」……? どんなん? どんなん?と
興味津々。

まずは茶の湯。こちらはふつうに(笑)落語。
とは言っても、上方の茶の湯はあまり聴いた記憶がなく、
いろいろ、お江戸版との違いが面白く。
あ! 長屋の衆は結局引っ越しちゃうんだ、とか、
他にもいろいろ、演出の違いが。
こういうとき、たいてい上方版の方が、良くも悪くも「きちんと理が通る」ように
噺ができてることが多いです。九雀さんのように、
そのあたりを生かしてくれる演者さんに出会ったときは、とても楽しい。

吹奏楽。あまり聴く機会がないのですが、
大滝詠一メドレー、そうか、こうなるのか、とか。
そうだそうだ、これも小林亜星よね、とか。
パーカッションの方々の動きを見ているのも面白かったです、
いろんな楽器があるんだなぁ。。。

そしてそして、忠臣蔵!
これ、面白いわぁ!!!
しかもすっごく分かりやすい。

今講談あたりでよく演じられる忠臣蔵ネタとか、
歌舞伎の名場面とか、映像化された忠臣蔵ものとか、
いろんなエッセンスが見事に集積。
しかも音とぴったり合ってる! 

楽しい時間でした。
でもこれ、演者さんはたいへん。。。
セントシンディアンサンブルのみなさん、よく名古屋に来てくださいました。
ありがとうございます。


テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

猫返し in 小説すばる 10月号

たぶん今年最後の木槿の花。
いろいろあって過酷だった夏のベランダで、よく生き抜いてくれました。
来年もよろしくね。
木槿2017有終の美

ピーターに会って帰ってきたら、「小説すばる」届いていました。
30周年記念号とのこと。
猫返し1頁め
表紙に載せていただいた名前。
隣には神田茜さんの名前。
茜さんは講談師でもあります。まだお目にかかる機会はないのだけど。
一度お話してみたいな。

「猫返し」は、『稽古長屋 音わざ吹き寄せ』の後日談です。
大地震のあった安政二年、音四郎、お久、お光は、どう過ごしたのでしょうか……。

テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

ピーターに会えました in 名古屋市博物館

ピーター1
ピーター3
細密な原画に見入ることしきり。
ピーターラビットって、親しみやすくて、かえってその成立や背景をあまり
知らずにきたのですが、絵も物語性も、それから社会的背景も、
学ぶところがとても多いですね。

名古屋市博物館(ここ)、地下鉄桜山駅からすぐです。

グッズ売り場では、ついつい買い物注意です=^_^=。
かわいいお品がたくさんありました。

テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

似ている何か?

うみうしあずさ1
ぽちゃちい姫の後ろ姿……。
相方「何かに似てると思わない?」 私「何? 何かな?」
相方「……ウミウシ」 私「……!(爆)」

ちょんとつつくと、こうなります。
うみうしあずさ2

テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

岐阜落語フェスティバル in じゅうろくプラザ

2017岐阜プロの会
レポ大幅に遅れております、ちょっとずつ取り戻します。。。

予選審査、決勝司会と、毎年てんしき杯大活躍の馬るこさん。
今年のプロの会は、その真打昇進披露となりました。

春風亭ぴっかり☆ 権助提灯

月亭 遊方 たとえばこんな誕生日

桂 文治 鈴ヶ森

林家 花丸 あくびの稽古
                ~仲入り
全員 馬るこ 真打披露口上

黄金の大黒 柳家小せん

桂 梅團治 お玉牛

鈴々舎馬るこ 小言幸兵衛

サービス精神に満ちた馬るこさん。
間違いなく、人気者。

口上の司会をつとめたぴっかり☆さんのたどたどしさが、やたらウケる(笑)。
緊張するよね、ああいうのは。

「親代わり」という、兄弟子の小せんさん。
涼風のような風情が、いいな。
(今年はてんしき杯予選の審査でごいっしょさせていただきました。
 笑い声がとっても良いお声なの♡)

空気を読んでさらっと風を吹かせて去る小せんさんが
とてもとても好きなのですが、でも「たっぷり小せんさん」を、
実は聴きたいのではありますよ。私。
そんな機会、またほしいな。

審査員としての真剣さ、高座での真剣さ。
どの方もものすごく真摯な姿勢を拝見させていただきました。
物書きの私は、とてもとても頭が下がるばかりの、
貴重な二日間でございました。




 

テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

ここんとこ飲んでる酒 9/2

夏はビールの出番が増えますが。
こんなのも。
しゃりきん3 しゃりきん1
しゃりきん、ってやつです。
金宮焼酎を冷凍室で冷やし、しゃりしゃりのシャーベット状になっているのをグラスへ注ぎ、
そこへホッピーを入れて、できあがり。
しゃりきん2

じっくり飲ませていただいたのは、こちら。
樽焼酎3こんな立派ないただきもの……m(__)m。
こんなふうに、いただきます。(^∧^)。
樽焼酎2 樽焼酎1


テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

てんしき杯 その3 決勝 in じゅうろくプラザ

さて、決勝戦。

第一試合は
酒乱苦 雑派 (法政大学) 野ざらし

霜月亭 雪走 (成城大学) 五人廻し

4対3で雪走さんの勝ち。

これ、私コメント求められてたんですけど、
正直困った。。。巧者同士の組み合わせ。
たぶん、声出して笑った回数なら雑派さんの方が多かったと思うのですが、
にやにやさせてもらった深みは雪走さんだった。のかな。
雪走さんの悪女はすでに定評のあるところですが、
それだけでなく、男性キャラのバラエティもちゃんと楽しめた。
そこで、かろうじて、雪走さん。
ただね、雑派さんはぜひ、他のネタ、聞きたいな。
粋な感じがしそうです。
雪走さんは去年今年と何度か聞かせてもらって、感心ばっかりしてますね、そういえば。 

第二試合
松田久 海戯昇 (大阪大学)  転宅

駿河亭 惡團治 (明治大学)  元犬

5対2で惡團治さんの勝ち。

海戯昇さん、ちょっと声とマイクとの相性が悪かったかも。
女子の宿命、いかに聞きやすい声を作るか。難しいところです。
空間が変わると、それも変わるし。
噺は上手でしたし、キャラ立っていたんだけども。。。

惡團治さん。ものすごく作り込んでる、でも「ウェルメイド」な味わい。
個人的には大好きですよ、こういうの。学生さんがあえてやってくるところが。
攻めてるんだけど、とがりを全く感じさせなくて、「引き」ができるタイプってところかな。

私が審査に加わっていたのは、ここまで。
正直、ものすごくほっとしました。
ほんと、ただの客で聞きたかった……。

さてさて、他の組み合わせのレポも。

第三試合
四笑亭 笑音 (関西学院大学) ちりとてちん

富士見亭 萬藤 (法政大学)  クソ長屋

4対3で笑音さんの勝ち。
これ、自分が審査にはいってなくて良かったわぁ。。。
全然違うタイプ。比べてはいけないくらい、違う。
学生落語、てんしき杯、というあの場なら、萬藤さんていうのも、ありだったかな。。。
ただ、こういうのは、学生さんは良いけれど、一般のお客様からは、
「全然分からない」「ただただ下品」ていう反応もたぶん、あったと思う。
そこを、どう審査員は判断すればいいのか。
笑音さん、きっちり巧かったからかろうじて勝ち。というところでしょう。

第四試合
永福亭 灰松 (東京大学)    饅頭怖い

ながら家 千兵衛 (岐阜大学)  死神

1対6で千兵衛さんの勝ち。
これは。。。灰松さん気の毒だった。。。。
噺の展開の工夫も技術も、すごくすごくすごく見事だったのだけど、
それを上回る千兵衛さんの意外性に、審査員がみんな気持ちを持ってかれました。。
こういうことが起きるから、てんしき杯は怖くて、面白い。
マクラでふったことが、実は「どこからどこまで噺の一部なのか」が、終わるまで分からない作り。
小説家としても、思わず羨望のまなざしで仰いじゃう、千兵衛さんの才能。
このあとも快進撃だったのよね。。。

準決勝第一試合
駿河亭 惡團治(明治大学)  延陽伯

霜月亭 雪走 (成城大学)  野ざらし

5対4で惡團治さんの勝ち。
あえてここで野ざらしをやるという雪走さんの意気。お見事。
ただ、雪走さんはすでにこの世界で知られているだけに、審査員が
期待したものとは、ちょっとちがっちゃったかも、というのと、
惡團治さんのよく考えられたスタイルが、客を飽きさせないことにおいて、
ほんのちょっとだけ、頭出ていたように思います。
もし、ここで雪走さんが紙入れをやっていたら、さらに審査員は頭を抱えたかもしれません。

準決勝第二試合
四笑亭 笑音 (関西学院大学) 火焔太鼓

ながら家 千兵衛 (岐阜大学) 元元犬

8対1で千兵衛さんの勝ち。
元元犬。誤植ではありません、元元犬。
こう来たか! と審査員が唸るのが分かるような展開。
笑音さんはきっちりやっていたけど、このあたりで、もう千兵衛さんが、
審査員と一般客、全部を味方にする空気をまとっていたなぁ。。。。

三位決定戦
霜月亭 雪走 (成城大学)    紙入れ

四笑亭 笑音 (関西学院大学) つる

5対4で雪走さんの勝ち。
紙入れとか、雪走さん、イイのよね。
この組み合わせは、「王道感」のある戦い。
キャラが立った分、雪走さんに分があったかな。

優勝戦
駿河亭 惡團治 (明治大学)  狸の化寺

ながら家 千兵衛 (岐阜大学) 孝行糖

3対6で千兵衛さんの勝ち。

なんというか、こういう言い方、語弊があるかもしれませんが、
ものすごく下克上感のある組み合わせだった。。。。

惡團治さんが見台出してきたとき、「お! やるな!」って。
あえてここで、上方のきほんのき、「旅」を披露するとは。
感動しましたね、その試み。
きれいな、きれいな、高座でしたよ。。本当に。

私はここで、バレエ漫画の「SWAN」で、
黒鳥の32回グランフェッテを全部ドゥーブルでやってきたラリサと、
あえて一度もドゥーブルしないできっちりやり通した真澄との戦いをイメージしてしまったのでした……。

ただね、千兵衛さんのミラクルはドゥーブルどころではなかったのだな。
彼の工夫は斬新だけど、私のようなおばさんにもじゅうぶん伝わる、
ぎりぎりを狙って見事だった気がします。ああ、ここでAKBなのね、とか。

と、いうわけで。
長い長い二日間。参加した学生さんたちにとっては、二日どころではない、長い戦いだったことと思います。
この体験、きっと、今後の社会人生活に生きると思います。

終了後、あとのプロの会が始まるまで、駅ビルの飲食店で時間を調整しておりましたら、
惡團治さんと灰松さんが、私の姿を見つけてわざわざあいさつに来てくれました。
洋服姿のかれらは、とてもとても美しい(いろんな意味で)好青年。

きっと悔しくて仕方なかったことと思います、こちらもかける言葉が見つからなかったのだけど、
きっと彼らには、素晴らしい未来があるだろう、ぜひあるように、と
祈らずにはいられない、審査員のおばさんでございました。
てんしき杯の杯

テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

襲名記念 橘家文蔵 独演会 in 名古屋市東文化小劇場 

文蔵襲名

実は、19日は、こちらのチケットを買っていたのでした・・・・。

てんしき杯のDブロック終了が18:30。
開演には間に合いませんが、それでも、駆け付けましょう!!!!

同じブロックの広瀬さんに「いってらっしゃい(笑)」、
小せんさんに「このうえまだ落語を聞きますか。はっはっは」
花丸さんに「これからですか~(呆)」
と生暖かく(?!)送り出され、JRと地下鉄を乗り継いで、大急ぎ、移動移動。
仲入りに到着!!!!

橘家かな文  黄金の大黒 

橘家文蔵  転宅     
            ~お仲入り
三遊亭兼好  蛇含草    

橘家文蔵   子別れ 

仲入り前二つは聞けませんでした。残念。
文蔵さんの転宅いいな。
かな文さん、きっとまたご縁があるでしょう。

兼好さんは抜群の上質、軽み、毒舌クオリティ。
聞きやすいダミ声、なんですよ、兼好さんて。
すごくスピーディなのに、言葉が全部聞こえるんです。
で、やっぱりスピーディに、笑いが走って行きます。

さてさて、子別れ。
いいなぁ。
シャイで情が厚い感じが、文蔵さんの持ち味でしょうか。

こわもてで、指ぽきぽき鳴らしたりするんですけど、
でもきっと優しい人なんだ、と聞いている人に確信させる、
見事な人物造形。

素敵です。
   

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てんしき杯 その2  予選 Dブロック in じゅうろくプラザ

2017てんしきDブロック

ちょっと時間経ってしまいましたが。

十九日、午後のDブロック。

飯喰亭おはぎさんの、山椒は小粒でひりりと辛い系の芸風ににやにや。
女子の顔芸。見応え十分。

緑月亭桔梗さん。お菊の皿、今時アイドルバージョン。
はじけっぷりにさらににやにや。

立命亭歯死さん。後半に行くにつれて、どんどん面白くなる。
後半に失速する人が多い中、地力を感じさせました。

麗久舎よみさん。人物像、立ち位置を一瞬で切り替える身体性、お見事。
性別を軽々と超える軽快さがありました。
ちょっとクールな風貌とのギャップや、オチのきれいさも魅力でした。

立命亭写楽斎さん。元犬の改作、斬新。入れ替わりは、現代のアニメなどの
定番プロットですが、そのあたりをおそらく意識されたのかな。
楽しいアレンジだったと思います。

そして、ある意味、学生の域を超えた巧者の酒乱苦雑派さん。
見事な野ざらし。ただ、この短い時間にエディットするためには、
どこを捨てるか、すごく悩まれたのではないでしょうか。
もし機会があるならば、雑派さんに30分くらい、たっぷり野ざらしやってほしいと思いました。

いかれ亭乱痴気さん。
内輪ウケがすごかったのは、なんだろう?
このあたりは、審査員泣かせだったかも。

来往舎とん治さん。てんしき杯でてんしきをやる心意気は、買い。
形がとってもしっかりしていたので、何かもう一工夫あったら、良かったな。

うっかりただの客になって聞いてしまいそうだったのですが、
これでも一応、審査員。なかなか辛くて辛くて、でも楽しい一日でした。

みんな、良い顔してましたね。

テーマ : 歴史小説
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プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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