告知板 2017年版(1/4設置)

**お仕事関係の告知板です。日記の最新は、この次からをご覧ください**

ブログ訪問、ありがとうございます。
奥山景布子と申します。小説家です。
歴史物、時代物、書いております。どうぞよろしく。

New!! 名古屋市文化事業団の機関紙「なごや文化情報」に、インタビュー記事を掲載していただきました。
ぶんか情報1 ぶんか情報2
(クリックしていただくと大きくなります。また、こちらからなら全頁ご覧になれます)
新人賞いただいたときの写真やら、「たらふくつるてん」落語会の写真やら、仕事場の写真やら。
いろいろ掲載していただきました。
まとめてくださった山本直子さん、事業団の岩田さん、ありがとうございます_(_^_)_。

来年(2018年)の2月に、名古屋市文化事業団の主催で、
私が台本を担当させていただいたオリジナル音楽劇「山三と阿国」(仮)
が上演されることになっております。
詳細が判明次第、こちらで告知いたします。会場はアートピアホールの見込み!
(ジュンク堂ナディアパーク店さんの入っているビルの最上階にあります)
演出も作曲も、私なんかが台本担当でいいんでしょうか恐れ入りますごめんなさい
と言いたくなっちゃうような、素敵な大物(!)が手がけてくださいます、こうご期待。

New!! 今年もやります、文学講座。
今年は、池下の古川美術館に加え、もう1会場、名古屋駅極近でも開催の見込み。
(テーマや内容は全く別のものになります、お好みのほうをどうぞ。
 もちろん両方ご受講下されば幸甚! 幸甚! でございます)
いずれも現在調整中です、詳細決まり次第告知いたします。

以下、既刊のご案内、新しい順に。
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たらふくつるてん [ 奥山景布子 ]
価格:1836円(税込、送料無料) (2017/1/4時点)


「この男が落語を生み出さなければ、
今の我々の幸せはなく、今の我々の苦しみもなかった」(柳家喬太郎師
「喜怒哀楽がしみこんだ人情味たっぷりの土から、「咄」という名の新芽が次々顔を出す。 
寄席に行きたくなります!」(ミムラさん
*第22回中山義秀文学賞最終候補作品。


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 「落語のうまみもギュギュッとつまった作品揃い。 
いつか演じてみたいな、奥山さんの『新作落語』」(立川志の輔師

   
(「太閤の能楽師」:本屋が選ぶ時代小説大賞2014最終候補、歴史時代作家クラブ賞作品賞最終候補、
 「びいどろの火」:第15回松本清張賞最終候補)

 
(「源平六花撰」:第78回オール読物新人賞受賞作「平家蟹異聞」所収)

「恋衣 とはずがたり」が上がっておりませんが、これについては、近々良いご報告ができるはずです。。

続きまして、集英社みらい文庫。
若い世代に古典と歴史と物語を!の精神で、書き続けております、どうぞよろしく。

       




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テーマ : 時代小説
ジャンル : 小説・文学

話芸集団 ぶれさんぽうず 

デビュー作の「源平六花撰」は、ありがたいことに、
なぜか、「音」にしていただく機会に恵まれているようです。

以前には、NHKの「新日曜名作座」でラジオドラマにしていただきましたが……。
NHKラジオのHP

で、再来月、四月には、東京でこんな公演が↓。
ぶれさんぽうずチラシ

「冥きより」、私の脳内イメージでは、
歌舞伎の「熊谷陣屋」と能の「隅田川」がコラボして
できた作品でした。

「ぶれさんぽうず」は、「ブレス & ポウズ」だそうです。
蜘蛛の糸に祭文……濃厚な空間になりそうですね。
楽しみ、楽しみ。

テーマ : 演劇・劇団
ジャンル : 学問・文化・芸術

「山三と阿国」 オーディションがあります。

名古屋市文化振興事業団さんとなぜご縁ができたかといいますと。
実は、昨年の「ミュージックマン」、今年の「白馬亭にて」に続く
来年の主催公演は、
なんと私が書き下ろしたミュージカル「山三と阿国」だからなのです。。。。

お話いただいたときはほんとーにびっくりぽんでございました。
小説家です、私。お芝居観るのは大好きですけど、
脚本なんて、書いたこと、ないですよ???
ほんとーに私でいいんですか?????
(あ、講談の台本は書いたことあります。でも、あれは基本、
 一人でやるものですから)

おまけにミュージカルだなんて。
なになに、歌詞も台詞も、書くんですと???……(゚o゚;
(あたりまえだ)

いやいや、名古屋市文化振興事業団さん、チャレンジャーです。

作曲はなんと 大島ミチルさんです。
天地人 に ごくせん の方ですよ!!!
んでもって、演出はテアトルエコー永井寛孝さん。
音楽監督は西野淳さんです。
なんとまあ良い思いをさせていただけることか。

山三と阿国 オーディション告知
この企画、キャストはオーディションで決まります。
詳細は、事業団さんのHP(ここ)で発表されますので、我こそはという方、どうぞ、ふるってご参加を。

……あ、言っておきますが、オーディション、私には何の権限もございませんので、
「インサイダー取引」はできません(笑)、ご了解ください。


テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

オペレッタ 白馬亭にて in アートピアホール

白馬亭にて
近頃どうしても和物ばっかりになっており。
しかも、ここ10年くらいに至っては、落語率ががーんと上昇(しすぎ)。

三十代はもっぱら歌舞伎、
それより前は、ストレートプレイが多かったかな。。。
(平幹二朗さんが好きだった……合掌。
 白石加代子さんも大好き。。また観たいな)
あ、音楽のライブにはまっていたこともあります、白井貴子さんや
吉川晃司さんのライブ、楽しかったなぁ。。ドリカムの野外とか。
そういえば相方と最初にいっしょに行ったのは小沢健二さんだったかな。
たぶん最後のスタンディングはピチカートファイブ。
(もうスタンディングは無理です、、体力がない(>_<)
 Yesのときは座っててもよくてほっとした)

そんなこんなで、いわゆる西洋のミュージカルやオペラ、
ってのはどうしても縁遠くなりがちです。
バレエの方が、多少親しみが
(←山岸凉子先生や有吉京子先生から得ている知識ばっかりですけど)
あります、と言っても、まったく詳しくはなく。

昨年から貴重なご縁をいただいて、名古屋市文化振興事業団さんの主催公演に
行くようになりました。昨年はミュージカル「ミュージックマン」
そして今年はオペレッタ「白馬亭にて」。

ついていけるかしらん、と思いましたが、素人の私にはもうこのあたり、
ミュージカルとの区別がつかないくらい、ポップでわかりやすい、
楽しいお芝居でした。

ただ、慣れないのが「カーテンコール」。
ちょっと戸惑っちゃいます。
(基本、緞帳が下りると頭の中で追い出しの太鼓が鳴ってしまうのだ……)
和物には基本、ないですもんね。

吉川晃司さんの名古屋城の野外ライブで「アンコール!!」って絶叫していた
私は、もう遙か時の彼方です((~_~;)。

テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

「赤よろし」じゃないの?

テレビを見ていて「????」

私は花札全然知らないので、間違っていたら、ごめんなさい。
あくまで、今思いついたことを。

花札には「赤短」という札があるんだそうですね。
赤短冊

松と梅に書いてある文字、「あかよろし」と読む。
……そこまではいい。

意味は「明らかによい」だというのですが……????

平安の古文に慣れ親しんだ者からすると、
ものすごく違和感があります。

「あか」で「明らかに」となる古文の形が思いうかびません。
(語彙的にも文法的にも)
それに、「よろし」は「よし」に比べると、落ちるんです。
「まあよい。悪くない」くらいの意味です。
(よし/よろし/わろし/あし  の順だと思う)
「明らかにまあよい」なんて、変じゃないですか?

単純に「(どっちかっていうと)赤の方が良い」じゃないのでしょうか。

梅ならば 紅梅と白梅があるけど、あえてどっちがいいか、って言われれば「紅」かな。。

松ならば 赤松と黒松があるけど、あえてどっちがいいか、って言われれば「赤」かな。。

もう一つの桜に「みよしの」とあるのは、桜の名所はいっぱいあるけど、
あえてどこか一つ、って言われたら、吉野(「み」は接頭美辞ってやつです)がいいかな、
っていう意味だと思うんですが。

ああ、本当のことが知りたい。
誰か、花札詳しい方、ご存じだったら教えてください。

テーマ : ことば
ジャンル : 学問・文化・芸術

うちあわせ in 古川美術館。

打ち合わせとお茶
さあて、いろいろ、やってみましょう……。

古川美術館、新年度文学講座の概要です。

「悪女と呼ばれた女たち(上代・中古編)」

4月12日(水) 孝謙天皇~なぜ二度も即位? 
         「女帝」の素顔と生い立ち
5月2日(火) 染殿后~なぜ僧侶に魅入られた?
         「物の怪憑き」の后の周辺
6月28日(水)和泉式部~なぜそんなにモテた?
         「魔性の女」の技と正体

各 日  10:30~12:00/13:30~15:00
場 所  古川美術館 3階会議室
人 数  各日・各時間35名  

参加費  各回1,000円(呈茶券付、但し展覧会入館券が別途必要です)

詳細は古川美術館こちらTEL : 052-763-1991へお願いいたします。
※ 申込みの際は、日にちと共に午前・午後の部のいずれかをお申し付け下さい。

記念館での特番もご用意中。
おいしいお茶とお菓子をいただきながらの打ち合わせ。
お若い方のお力を借りてのプログラムを企画中! こちらも乞うご期待。

テーマ : 名古屋・愛知
ジャンル : 地域情報

第九回 桃月庵白酒独演会 in  中電ホール

白酒2017.2.4 白酒2.4ネタ表

桃月庵ひしもち 真田小僧

桃月庵白酒 茗荷宿/うどんや
                     ~仲入り
桃月庵白酒 居残り佐平次

はじめ亭しげたさんの、白酒さんの会。
そうか、九回目。
着実に、お客様が増えています。

ひしもちさん、以前ははらはらどきどきの前座(!)でしたが、
今回は安心して聴いてました。若い方の変化って、楽しいね。

白酒さんの明るい毒舌はいつ聴いても気分爽快。
茗荷宿のばかばかしさが、いい。
うどんや、冬だね。。。

そして、なんとなんと、居残り!
いいねー。
たっぷり、白酒、ごちそうさまでございました。

フィクションにおける見事な詐欺師の見本みたいな、
佐平次。
この軽さで聴くのが、本寸法なんじゃないかな、って思わせる、
白酒さんの一席でした。

はじめ亭さん、さらに意欲的に続きます。
三木助さんに百栄さん。楽しみです。
(情報はこちらからどうぞ)

テーマ : 落語
ジャンル : お笑い

(たぶん)若くなかった、若さま。

IMG00256.jpg

若との出会いは、2011年の十月。
広小路通りの、今はもうなくなっちゃった、前の丸善ビルの脇に、
うずくまっていたくちゃくちゃなもこもこに、魅入られてしまったのでした。

くちゃくちゃなもこもこは、すぐに純白の若さまになりました。

でもね、若の足は、完治はしなかったのよね。
複雑に折れていて、あるときは獣医さんから「切断も視野に入れておいて」
と言われ、乳母やは帰り道で泣きました……。
幸い、とってもゆっくりだったけど、切断はしなくてもだいじょうぶなほどに、
骨は回復して、元気になってくれた若。

ただ、その頃からすでに、腎臓も危険値だったのでした。

たぶん、どこかのご年配の猫好きの方に、大切に飼われていて、
何らかの事情で、そこにいられなくなったのでは、と我が家では推測しています。

我が家はきっと、隠居所として選んでもらえたのでしょう。

「姫」や「若」は通称で、別に「実名」があります。
姫たちの実名は、なにぶん姫ですので明かしておりませんが。
若の実名は「五郎太」さまと申し上げました。
尾張藩の由緒ただしいお世継ぎのご幼名を、いただいたのです。
乳母やがその頃からどうしても、尾張のお殿様のお話を書きたいと思っていたのと、
名古屋一の繁華街で道に迷っていた真っ白の毛並み、オッドアイの神秘的なまなざしとくれば、
そりゃあ猫界の尾張のご当主に違いないじゃないですか(←飼い主ばか炸裂、ご容赦ください)。

乳母やがどうしても書きたいお殿様ご自身のご幼名は、
「秀之助」さまでしたが(ご養子さまでしたので)、
「五郎太」さまのお名前はやはり特別だったのでしょうね、
尾張徳川の二十代ご当主さまは、この名をお持ちでした。

彼岸へ行かれた頃には、真っ白の雪が降っておりましたが、
今頃はきっと極楽であたたかくおすごしでしょう。
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テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

文楽若手自主公演 素浄瑠璃の会 in 中部邦楽教室

素浄瑠璃の会1/31
絵本太功記 尼ケ崎の段

豊竹芳穂太夫  鶴澤清公

気づいたら、ブログの更新が10日以上、時間軸ずれてます。。
取り戻そう。

一月の最終日。
貴重な、素浄瑠璃の会です。

東京と大阪は完売なのに、名古屋は……。。
何が芸所ですか……って、いささか、地元に向けて悪態つきたくもなる。

当日は、それでも熱いお客様、熱い語りと三味線。
濃密で、良い時間でした。

義太夫聞いたことないのに、「寝床」やっちゃってるそこの落研の君!
それは大きな間違いだぞ!!! ちゃんと聞いてから、やるべし。

能、文楽、歌舞伎、講談、落語、浪曲……。
義太夫、常磐津、清元、長唄、新内、端唄、小唄……。

興味を狭くしてしまっている人が案外いるのが、残念です。。
(伝統芸能に携わっているくせに、近接ジャンルの悪口を言う人、
 大っ嫌い。そういう了見の狭い人とはおつきあいしたくないです。
 だいたい、そんなこと言ってると、古典芸能全体が危機ですよ?!)
日本の古典、芸能って、同じ素材をあっちでもこっちでも、いろんな形で
生かしているのが面白いのに、ね。

平安文学の研究者をしながら、歌舞伎にはまった私は、
今となってはもうすべてのものに魅了されながら、物書き、あるいは
日本の古いモノ案内人として、学習と発信を一生続けていきたいな、などと、
壮大な野望に燃えているのであります……。

テーマ : 伝統芸能
ジャンル : 学問・文化・芸術

恋衣 とはずがたり 中公文庫3月22日刊行予定です。

とはず表紙
初公開書影(予定)。

一部のネット書店などでは予約が始まっているようです。

3/18(土)の毎日文化センターにおいでくださった方には、書店店頭より
ちょっとだけ早く、お買い求めいただけるよう、ただいま各方面調整中です。

単行本が出たのが2009年。8年ごし。よくぞ文庫に。
去年あたりはもう買えなくなっていて、受講生の方から
「文庫にならないのですか?」とお尋ねがあって、
申し訳ない思いをしておりました。

中公さんありがとうございます。

古典の「とはずがたり」は、後深草院二条という女性の告白手記です。
政権がすでに武家に移ったあとの、退廃的な王朝、
その中で「上皇の寵姫」から「流浪の尼」となった女性の、「ひとりがたり」。

拙作では、その手記がもし、後年娘の手に渡ったら……というフィクションのもと、
おそるおそる母の日記を読む娘(生母が誰か知らされずに育った)の気持ちに
寄り添いつつ、とはずがたりを読み解いていきます。

なんというか、研究者だった頃、
論文では結局書ききれなかった「とはずがたり」への思いを、
小説にして思い切りぶつけてしまったような作品でして、
私自身の転身にも大きく関わっている作品です。。
校正しながら読み返すと、なかなか感慨深い。。。

思わず修正したい箇所もなくはないのですが、切りがなさそうなので、
語句や改行の修正追加程度にとどめております。

山本タカトさんのこの華やかな画が、また書店に並ぶかと
思うと、とってもうれしいです。春ですし(#^.^#)。

解説は、田中貴子先生にお願いしています。
単行本の時にすでに読んでくださっていたらしい、と担当者から聞きました。
どんなことを書いてくださるか、とてもとても楽しみです。
(田中先生と言えば、私が大学院生の頃、国文系の学会界隈ではすでにスター的存在。
 周りの院生で先生のご著書を持っていない学生はいなかったと思います。
 こんな形でご縁ができようとは。ありがたいことです)


テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

おくやまけふこ

Author:おくやまけふこ
愛知県生。小説家。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。
大学教員などを経て、2007年、第87回オール讀物新人賞受賞を機に作家デビュー(受賞作は『源平六花撰』に所収の「平家蟹異聞」)。
名古屋市在住。
家族は夫と猫二匹。

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